北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.1.4 『剣淵』(ケンブチ・120m) 終日快晴だ~
年末年始休暇最終日の4日、
「炭鉱山」周辺でよい景色を眺めた後、
素晴らしい晴天の下、
今一度よい風景を眺めて楽しむべく、
安平町追分から千歳市に入り、
市道を走って「コムカラ峠」に向かった。
そして峠頂上のアンテナ施設の前の空き地に駐車。
そこから「剣淵」(三等三角点)を往復することにした。
ここも昨年末に単独で向かっているが、
新たなルートをHiromiに教えることにした。
前回は林道の入口ゲート前に駐車したが、
今回は「コムカラ峠」から藪中を歩いて、
林道に入ることにした。
駐車地からすぐ市道脇の藪に入ったが、
思いの外ブッシュがうるさく、
中でもトゲを持つ植物に難儀した。
そして藪を抜けて林道へ。
すぐに道東自動車道に架かる橋を渡った。
前回は気付かなかったが、
プレートがあり、
この橋は「コトロ橋」と名がついていることがわかった。
「コムカラ峠」だとか、
「コトロ橋」とかって、
アイヌ語由来の名称なのだろうか?
「コトロ橋」を渡ると、
約2kmのほぼ直線的な林道が、
一貫して尾根上に続く。
林道は左手に樹林が続いて視界が効かないものの、
右手には伐採地が広がり、
ほぼ全線で北から東にかけての風景を、
見渡しながら歩ける。
その風景もはじめは木の間越しだが、
樹木が切れてすっきりと眺められるようになる。
この日はその中で遠望できる、
純白の『夕張岳』(1,668m)が美しかった。
また、林道上に残るタイヤ痕は、
全てハンターのものだろう。
エゾシカの足跡が結構多く見られた。
林道は途中で分岐が現れるが、
左手に出合う林道は地形図に載っておらず、
ほぼそれを利用して車が入ってきているようだ。
前方に針葉樹林が見えてくると、
もう目指すピークは近い。
針葉樹林の中を歩き、
それを抜けると目の前に広場が現れ、
一段高いところがピークとなる。
そして三等三角点「剣淵」。
このピークに立つと、
初めて南から西にかけての風景が見渡せる。
千歳市や恵庭市の風景の向こうに、
『樽前山』(1,041m)や『恵庭岳』(1,102m)などが見えている。
山は晴れりゃあ100倍楽しい!
ピークでいつもの簡単な昼食とし、
下山を開始した。
どこまでも広がる青空の下、
美しい風景を眺めながら歩く。
こんなに長い時間、
全く雲が見られない空はめったにない。
里山二つを歩いて、
それを満喫できたことに感謝!
最後はまたうるさい藪を漕ぎ、
駐車地に戻って帰途に着いた。
そして夕方あらためて、
年末年始休暇の山行を終えて「反省会」とした。
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