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2024.8.24 『下穂別』(シモホベツ・290m)  暑い日当たりから涼しい樹林へ!

 

 先週末の土曜日は、

やはり暑いと言うことで、

軽装で歩ける山を選定。

むかわ町穂別へと向かった。

しかしこの朝はまた寝不足感でいっぱいだった。

と言うのも、

暑くて寝苦しい夜が深い眠りを妨げたためだ。

寝室の窓を全開にし、

扇風機を作動させたまま眠りにつき、

自分ではゆっくり寝たつもりでいても、

朝起きてみると寝た気がせず、

どっぷりと疲れた感でいっぱいだった。

 朝Hiromiを迎えに行き、

穂別へと向かったのだが、

私はここでいつも迷う。

むかわ町穂別へは、

夕張経由で行くのがいいのか、

または厚真町経由で行く方が早いのか?

そこで今回は行きを夕張経由とし、

帰りを厚真経由として、

その距離を測ってみることにした。

 夕張経由で走って行くと、

空を覆う濃い色の雲が鬱陶しく、

雨が降り出す懸念さえあった。

しかし穂別に到着すると、

上空を覆っていた雲がどんどん遠ざかって行き、

青空が広がりだした。

そして直射日光が暑い!

ただでも湿度の高い空気の中で暑いのに、

寝不足感いっぱいの身体を、

太陽光が容赦なく攻撃してくる。

 穂別スキー場の麓を駐車地として、

スキー場の斜面を登り始めた。

湿度の高い空気と、

直射日光がとにかく暑い!

スキー場の斜面を登って行くだけで、

もうヘロヘロな感じだ。

しかし、そんなコンディションの中でも、

Hiromiは元気いっぱいだ。



 緑美しい斜面を登って行くと、

背後に穂別の市街地の風景が広がって行く。

そして遠くには『坊主山』や『一本椴』の山並みが広がる。

そんな風景を楽しみ、

スキー場の最上部から樹林の中に入った。

するとそこに作業道が現れ、

尾根上に続く。

これは林業における作業道が、

遊歩道として利用されているものだ。

そしてその始点だが、

麓に入口があるのだろうと、

この朝探ってみたが見つからなかった。

どうやらスキー場の斜面を登って、

この遊歩道にのるのが正常らしい。

 遊歩道は尾根筋に沿って伸びて行く。

従ってアップダウンが結構激しい。

登る前からバテ気味の私には堪える。

それでアップダウンの激しい遊歩道を避け、

平たんな作業道を進んで行った。

遊歩道が急な登りに差し掛かると、

必ず作業道がそれを回避して、

尾根を回り込んでその先に出るように続いて行く。

しかし、Hiromiはあえてアップダウンを越えて進む。

 途中で一ヶ所樹林が切れて、

東方向の風景が広がる場面がある。

そこで目にするのは『宿弗山』(867m)だ。

それを目にすると、

久しぶりに『宿弗山』に登りたくなった。

またこの風景が見えると、

目指すピークは近い。

作業道を離れて薄い藪の尾根に取り付いた。

傾斜のある急な登りだが、

Hiromiは持ち前の脚力でグイグイ登って行く。

それに対し平地でも歩くのが辛い私は、

ヒーヒー言いながら、

ゆっくりゆっくり登った。

そして三等三角点「下穂別」。

藪のないすっきりしたピークだ。

 下山は同ルートを引き返した。

往路と同じように、

Hiromiは積極的にアップダウンに挑み、

私は逃げるようにそれらを避けて、

平たんな作業道を歩いた。

ゆっくり高度を下げて行き、

樹林の向こうに穂別の市街地が見えるとホッとする。

あとはスキー場を下るだけだ。

しかし樹林の日陰を出ると、

とにかく暑い!

駐車地に着くと、

そばの立ち木に栗が実っていた。

それを目にすると、

秋の訪れが近いことを予感させる。

 冒頭で記した穂別までの走行距離だが、

私が住む江別を発着点として測ったところ、

夕張経由と厚真経由では、

厚真経由の方が3.6km長かった。

車で走行する3.6kmが長いか短いかは、

各々方の感じ方によるだろう。

それにしてもその距離に、

ほとんど差がないことに驚いた。

 

 

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