2021.9.30 『茂平沢』（215ｍ） ひでえ雨にカメラもこわれた･･･

　一昨日二週間ぶりに出勤した。

まあまあの仕事をこなしたが、

それでも１４時にはかたずき、

１５時退勤となった。

そして昨日からまた休み。

ただ、来週は火、水曜の二日間出勤となる。

一日で処理できる仕事量だが、

急ぐ必要もないということで、

二日間出勤してゆっくりかたずける。

昨日で「緊急事態宣言」は、

全て解除されたが、

果たしてこの先どうなるのか・・・

　昨日は朝起きた時には既に雨が降っており、

それが終日続くという嫌な天候だった。

それでも「山に向かわない」、

という選択肢がないので、

朝ゆっくりと家を出て、

当別町中小屋に向かった。

雨が降り止むことはなさそうな予報だったので、

林道歩きをすることにした。

中小屋墓地からＮＴＴの管理道道路を歩き、

上部で合流する林道にのって、

南の「茂平沢」まで行って戻る、

という片道約５ｋｍ歩行の予定だ。

　中小屋墓地に着くと、

目の前の山ぶどうが紅葉して美しい。

雨の中ひじょうにおっくうだが、

ガマンして準備を整える。

この時点で気温が２０℃なので、

雨具着用では少々暑い。

　9時30分、スパイク長靴でスタート。

３００ｍほど歩くと、

ＮＴＴのゲートが現れる。

これはいつも施錠されているのだが、

この日はどういうわけか、

開錠されて開放されていた。

中で作業でもしているのか？

しかし最後までそんなところはなかった。

開放してもどうせ車が走行することは、

できそうもないので、

放置しているということなのか？

　雨は結構強く降っていて、

カメラを出すのがきつい。

カメラは濡らしたくない。

はじめは「何としても濡らさないぞ！」、

という気概みたいなものがあったのだが、

降りしきる雨に、

いつまでも頑張り通せはしない。

そのうちレンズに水滴がついた状態で、

写真を撮り歩くこととなった。

　ＮＴＴの管理道路は、

中小屋中継所の巨大アンテナまで続く。

周辺のあらゆるところから目につく、

ひじょうに高いアンテナだが、

この日は雨にけむり上部が霞む。

その前を通り過ぎて南に向かう。

実は目的の「茂平沢」には、

この夏の暑い日に南側から、

林道を歩いて三角点に立っている。

ひどく暑くて大変だったことを思い出す。

このとき南から歩いた林道を、

今回は逆の北から南下しようと思ったわけだ。

それでこの林道が自分の中でつながる、

ということになる。

　林道を歩いて行くと、

あちこちで山ぶどうの紅葉が目に付く。

真っ赤に色付いた葉と、

周囲の緑とのコントラストが実に美しい。

昔は紅葉の時期になると、

大雪や十勝連峰に足しげく通ったものだ。

しかし今は美しくても人が多いところより、

こうして人知れず静かに楽しませてくれる、

里山の紅葉がいい。

赤い色はまだ山ぶどうくらいなものだ。

他の木々はこれから色付いていく。

今年は暑い時期が長く、

今もにわかに気温が上昇しているので、

里山の紅葉は遅れるだろう。

　紅葉を楽しみながら歩いていると、

左足のかかと部分が、

濡れてくるのを感じた。

どうやら長靴のソールに穴があいたようだ。

使い始めてちょうど１年か。

予備の長靴は車内に用意してある。

靴の中がグチョグチョ状態で、

「茂平沢」の基部に着いた。

南側に回って取り付きやすいところから藪に入る。

笹はそこそこ濃いが短い距離だ。

笹を一わけして、

11時05分、三等三角点「茂平沢」。

前回笹刈りをしておいたので、

標石は露出している。

　下りは尾根を北側に下り、

けっこう濃い笹を漕いで林道に下った。

そしてまた雨が降りしきる中の林道歩きだ。

そこにガスが加わると、

なんか暗いよねえ・・・

グッチョグチョの長靴で歩き、

ＮＴＴの巨大アンテナまで戻って、

カップ麺一個の昼食とした。

昼食を抑えて帰途で、

アイスを食べる所存。

　ここから管理道路の下りで、

中小屋地区の田園風景が、

かろうじて眺められた。

ゆっくり下って、

12時30分、駐車地。

ひどい雨模様だったが、

美しい紅葉を目にできたことに満足。

途中いつものように、

アイス３個を買って、

それを食べながら帰途に着いた。

　帰宅してデジカメの写真をパソコンに取り込み、

しばらくするとデジカメが操作不能となった。

雨に濡れすぎたか？

ないわけには行かないデジカメ。

今日新しいのを買いに行ってきた。