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アリイ 1/144 Mig-25“フォックスバット”(製作代行) #2

2005年12月08日 | 模型製作代行
コクピット部のエアブラシを使う塗装が終わりました。



いやはや鮮烈な機内色ですね~。
ソ連機に関して私がもつ大きなイメージのひとつに
西側では普通使わないような色があるんですが、
この機内色はその典型です。

色はこの先永遠に使わなそうなロシアングリーン(1)をベースに調色しました。
しかし、メーカーのロシアングリーンに関する考察って
いったいどうなっているんでしょうか、、、。
私にはちょっと理解不能です。

閑話休題。



上の画像は排気管の様子です。
表面処理は電動ルーターを使ったのでさほど時間はかからなかったのですが、
完璧という仕上げではありません。
覗き込んでジックリと見ない限りほとんど気にならないといった程度です。

しかし、この後面からのアングルってなんだか
西側最強の“鷲”を連想させますね。

尾翼の配置なんかまんまコピーしたんじゃないの?
って思わせます。

その他にも、当時衝撃派対策がまだ未熟だった時代に採用された
可変式空気取入口もスゲー真似っこっぽいですね。

この時代はショックコーンによる衝撃派のコントロールは
かなり理論的に確立されてきていたのですが、
こういった二次元ノズルでの理論はまだ模索中だったのですね。

そんな部分ですから、
ここはMig-25の神秘のひとつとされていたんですな。
まぁ、考えてみれば日本に亡命したMig-25を米軍が徹底調査して
その技術を発展させて作ったのがF-15だというのは
簡単に想像がつくのですが、、、。

その他にも、Mig-25の平面形もその後のジェット機のベースになっていることも、
伺えますね。

Mig-29やSu-27なんかの平面形はMig-25のボディーに
ブレンデットウイングボディーを取り入れた形ですから、、。


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