東京の中心で、愛媛FCとさけぶ

愛媛出身、東京在住。Jリーグを戦うサッカークラブ・愛媛FCを誇りに応援するblog

Jリーグクラブをつくろう!

2007年05月09日 | 愛媛FC
以前発売されていた「Jリーグクラブをつくろう!」を読了。
全国各地のJリーグ参入を目指すサッカークラブを紹介した本です。

どのクラブも地域密着、地域の子供達の為にというのは当たり前としてあり、
多くのクラブがJに行くのが目標でなく、
総合スポーツクラブを作るためのひとつの段階だったり、
地域に愛されるクラブになるための手段だったりということが伝わってきました。

冒頭にいくつかのJクラブの紹介はあるものの、
残念ながら愛媛FCに触れた記事はありませんでしたが、

FC岐阜がユニバーチーム,大学職員チーム等様々なカテゴリーをすでに有していたり、
FC Mi-Oびわこkusatsuのテーマが「環境」でISO14001の取得を目指していたり、
バンディオンセ神戸はクラブとして中古車販売事業部門を保持し資金源としていたり、
レノファ山口がトップチーム立ち上げと同時にトップがJ加盟をしたあとも
地元選手がトップレベルのプレーができる場所を確保するために同時にBチーム立ち上げたり、
ニューウェーブ北九州は自治体施設の指定管理者になり市から委託料を受け取ったり、
ヴォルカ鹿児島がスポーツウェア販売を収入源にしていたり、
また、FC琉球の唯一のチームグッズであったTシャツ一枚を飛び込みで手売りして
運営費を稼いだ逸話等々、
各地域性、クラブの成り立ちによるところもありますが、
いろいろな試み、アプローチがあるんだなと思いました。
そして、アルテ高崎は営業や広報よりもまずは「魅力的なサッカーを目指す」
という運営方針も逆に新鮮に感じました。

愛媛FCもJ加盟後、運営、動員等で他の先輩Jチームのやり方を参考にしていると思いますが、
こうやって今Jを目指すクラブのやり方からも参考になるものはたくさんあると思いました。

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