アジアカップ 準々決勝 日本1-1（PK4-3）ヨルダン

1-1の引き分けのままPK勝負。
中村、アレックスが連続で外した後、宮本が芝の状態を理由に抗議。
その抗議が認められエンドを変えた後、川口の神がかり的なスーパーセーブ
連発で辛くも勝利！

こんなにドラマティックな結末でスポーツの素晴らしさでも語りたいのですが、
延長を含めての120分の試合は一体なんだったんでしょう？

ヨルダンはいいゲームをしてました。グループリーグ、現在行われているＷ杯一次予選
での活躍はだてではありませんでした。

それに比べて日本は・・・決定的なタイミングでゴールを決めていれば見え方も
変わっていたのかもしれませんが、ダラダラと時間が過ぎ去るのを待っているかの
ようなプレー。フルタイムで集中力を持続しろとは言いません。
ここぞというタイミングで発揮する機会がなかったのか？見つけられないのか？
あいまいな攻撃を繰り返すばかりで、単純なミスが相手の攻撃を増やしたと思います。

このチームの中からは中心となる選手を作り出すことができないのでしょうか？
絶対的なリーダーが欲しいということでなくここぞのタイミングを嗅ぎ取ってくれる
選手が欲しいのです。もしかしたらベンチにいて監督の采配の悪さが原因かもしれません。

高原、久保、中田、小野、稲本という選手がいない中でこういったアジアらしい経験を
選手達がつめているのはいいのかもしれません。
これで日本はベスト４、Ｗ杯のアジア枠は４つと考えるとあいまいな形でジーコのノルマは
クリアしてしまいました。