がらんどう 吐毒会

雑感で感じたままに…

クレーマー

2010-03-08 16:03:53 | Weblog
あるスーパーに掲示されている「要望ボード」であるが、時折拝見する。問答を見るがそれは予期される答えが大半。私はこういうものに投書する内容と書き方に興味を持つ。だいたいが次のような感じだ。

1.自分に必要な商品を置いてくれの要望。ごく自然で店側も求めているもっともな投書と思うと中に間違いがある。それがもって回った脅迫型。強迫観念に苛まれた人が「女性のみんなが求めています」などと書く例が意外とある。まだ子供のいたずらながら純粋な「何とかチップス置いて」とある方がほっとするのである。

2.店員の態度に関するもの。稀に「○○さんは気持ちがいい応対して下さる」というプラス系投書もあるが、90%以上が「態度が悪い」系。接客業としては相手に不快感与えると絶対だめだが、中には悪い態度を引きずり出すような態度の客側問題もある。理不尽な要求にいい顔はできないものだ。だいたいこういうものを書く人間は自分も同じようなことをどこかでしている人と読み取れなくもないのである。

3.店の設備や什器、清掃に関するもの。中には「トイレの位置を変えろ」のような不可能理不尽な要求があり、頭の悪い奴と思うようなものが多い。この前ここで見た投書が年寄り紋切り型の面白いもの。中味はトイレ掃除に関するもので、書き方も理路整然。最後が「お願い候」。さすがに店長も「次回見た時にご感想を」と本気であった。こういう投書は読んで気持ちがいい。

4.他の店と同じようにしろという内容のもの。ルールやポイントカード、レジの方法や中には品揃えまで至るものがある。さすがに店側では書けないが読む側からしたら「だったらばそちらの店に行けばいいじゃない」というのが唯一無二の答えになる。そういう投書も意外と多い。

5.陳列方法や陳列場所の改善希望や、買い易さの方法を訴える内容のもの。店側が一番うれしい投書だろう。だいたいこの内容のものには店側も手の内見せた真剣な答えになっている例が多い。


とにかく書く側は自分勝手な自分の理論で書かず、みんなが見るものと考えなくてはだめだろう。自己満足な自己主張をする場所では決してない。その場としてのこういうブログが存在する訳で書かせて頂いた。

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