この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

TPPは、「国家の壁」を取り払う恐ろしいアメリカの侵略

2013-04-13 12:20:57 | 日記

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)はアメリカが日本に無理やり押しつけて来ている、恐ろしい侵略行動です。一行で説明すると「経済についての国家の壁を一気に取り払ってしまおう」という外交交渉なんです。アメリカは、こういう経済協議の分野(政治・軍事・安全保障とは別)でもゴリ押ししてきてますね。農業分野を含めた「全面的な一律での関税撤廃による自由貿易の推進」が標語なんです。TPPは全体で実に24もの分野に及ぶんです。

 TPPの一体、何が問題なんでしょうか?

1.外国企業(即ちアメリカの大企業)が、TPP協定を結んだ国に、もっともっと入り込んでゆける、というのが大きな目的なんです。「外国企業が自由に投資できる。そしてその投資が強く保護される」となる。

2.もしTPP加盟国の政府が進出した外国企業の活動を邪魔するような法律を作ったりしたら、それを直ちに「ISDS条項」が決めた裁判所(紛争解決手段)に訴えることができる、とするんです。そして何とまあ、その裁判所はアメリカのニューヨークの裁判所を管轄とわけです。だから外国で起きた争いであっても、裁判はニューヨークの弁護士たちが扱う、となるんです。

3.アメリカの大企業が一番恐れるのは、その国の法律によって、アメリカの企業が摂取、国有化されてしまうことなんです。

4.だから「その国の法律よりも、TPPの効力の方が強い」と定めることで、アメリカの権益が侵されることがないようにする。これがTPPの最大の隠された目的だ。何度も言いますがこれが最大の隠された大目的なんですよ。

5.TPPの究極の目標は、アメリカ人の警察官や税務署員が、他の国々でも自由に堂々と捜査したり聴取したりできるようになることなんです。

6.こんなTPPなんか放っておけべいいんですよ。どうで、モノ、サービスの実物に関わる協議だから、金融市場のような金融バクチ屋たちの世界とは異なります。それぞれの業種、業界の現場はどうせ言うことを聴かないでしょう。そのうちにアメリカとしてもどうしようもなくなるでしょう。それよりもアメリカ帝国の衰退の確実な進行の方をずっとじっと凝視してればいいんですよ。いくら協定やら条約やらで、人を騙して押しつけても、時代の変動が起きればそんなものは反故(紙クズ)になってしまうんですから。