この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

東京市場での外資系証券会社のリストラが続く・・・

2013-04-18 18:54:34 | 日記

 A:Bさんに現在の金融取引(金融バクチ)のあれこれをうかがう前に、確認しておきたいことがあります。最近、外資系の証券会社の日本法人で、急激にリストラが進んでいるとか。

 A:今年の3月までの1年間で人員削減が急ピッチで進んでいます。これがされに加速しているようですね。日本人だけではなく外国人のファンドマネージャーたちが、東京市場からどんどんいなくなっているそうですね。外資系の証券会社を辞めた(辞めさせられた)人数については

ゴールドマン・サックス987人→847人、140人減 クレディ・スイス590人→540人,50人減 ドイツ証券905人→834人、71人減 BNPパリバ499人→462人、37人減 全体7333人→6796人、537人減です。取引を(ポジション)を解消して、どんどん東京から撤退しているという感じです。

B:そうです。事態はさらに深刻です。この人数は2011年4月1日から2012年3月31日までの、1年間の集計を、おそらく金融庁筋の情報でしょう。ですからもう前の数字にすぎない。今は、そんな悠長な状況ではありません。この、8月から9月にかけて、外資系金融機関のリストラは猛スピードで進んでいます。証券会社であれ、投資銀行であれ、外資系の日本法人では「セールス部門」をはじめとして、私のようなファンドマネージャーたちまでが首切りの対象になっている。

A:やはり、そうですか。

B:35歳以上の人が片っ端から斬られています。この切られ方のスピードは、もう何が起きても不思議ではない状況です。世界金融恐慌の前ぶれといってもいいかもしれません。これは現場にいる私の実感です。とくにドイツ証券の人減らしのスピードが速い。ご存じのとおりドイツ証券はドイツ銀行のグループ会社ですが、ドイツ銀行はグループ全体で1900人のリストラを決定しました。その大半がドイツ国外の社員を対象にしています。当然、日本にあるドイツ証券も含まれる。このほかUBS(スイス銀行)証券、モルガン・スタンレーMUFG証券でも人員削減は始まっています。ゴールドマン・サックスは、まだそれほど、といったところですが、いずれ始まるでしょう。

A:リストラが進んでいるのは総じて欧州系の会社ですね。やはりヨーロッパの国家債務危機が大きく影響している。

B:はい。さらに、そこに日本株市場の凋落が重なっています。日本株が、まったく元気がありません。ヨーロッパの経済がもっとダメになると、いちばん打撃を受けるのは、ヨーロッパに輸出をしている中国です。すると、生産・製造拠点として中国に工場を置く日本企業も必然的に弱くなる。

A:連鎖するわけですね。

 

 


金を押し目買いしましょう(2)・・・

2013-04-18 11:49:10 | 日記

 いくらアメリカのドルと米国債の無制限の刷り散らかしを防御するために、金を苛(いじ)めて、金にスパイダー・ゴールドシェア(トラスト)という売り崩しに仕組みを使って、題意暴落を仕掛けても、16日の1341ドル(瞬間の最安値)ぐらいが、限度なようですね。やはり、新興5国の、インド、中国、ブラジルの新興の小金持ちたちが1500ドル/オンス以下になると、どんどん買って増すから、無理でしょう。

 成長国家群であるBRICSと先進国(歴史の運命、必然としての衰退国家群)との重要な闘いの場のひとつですね。そしてBRICSがどうせ勝つにきまっているじゃないですか。

 「4600円ぐらいにまで下がったら買い足してください。下がったら買う、暴落したら買い増すという姿勢で、金を保有してください」と意識していれば今の金の乱高下でも平静を保って市場を見ていられますよ。

 おそらく世界規模での金融恐慌への突入が迫っているとみるべきでしょう。秋まではヨーロッパは崩れないでしょう。秋までは、世界的な金融緩和がありますから崩れないでしょう。

 3月18日のキプロス(人口90万人の小国。それでもユーロ圏=ゾーン=17か国のひとつ)が、預金封鎖、銀行預金引き出し凍結、預金への強制課税、という金融危機を世界に露呈させました。銀行の前に人があふれる「取り付け騒ぎ」bank-runバンク・ランが起きています。the run on the bankとも言います。それで、今もヨーロッパ人たちは、各国で、どんどん自分の預金を引き下ろす動きに出ています。キプロスでは、自分の預金を下ろせなくなって怒った人が、ブルドーザーで銀行に体当たりしていったそううですよ。