おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

嫁いびり!?

2008-01-16 20:28:04 | 日記


 ご主人がケアセンターに入り、通帳を預けなくてはならず、郵便局の通帳ではダメだと言われたので、
ここの通帳に年金が入るように変更の手続きをしたいと言うお客さんが来られました。

物知り顔のお姉さんが付き添いで来られ、手続きに来た方が
「年寄りで立たせとくのはかわいそうだから椅子はないの?」と言われたので、
「そちらのソファーにおかけになってお待ちください」と言うと
「私が色々と教えてやらなきゃならないから傍にいなきゃダメなのよ」とお姉さん
「分からないところは私がお教えいたしますので大丈夫ですよ」と言うと
「でも私じゃなきゃダメなのよ」と食い下がるので折りたたみの椅子を用意した。

「これなんだけど・・・」と年金手帳とはがきを出されたので
はがきを見ると年金番号の記載がなく、年金手帳も古いもので新しい年金番号が記入してない・・・
「こちらには年金番号の記載がないので電話をかけて問い合わせていただかなきゃならないんですが」と言うと
「聞いてもこういうところは教えてくれないのよ」とお姉さん
「以前にもこういうことがあり問い合わせをして教えていただきましけど」と言うと
「じゃあ銀行の人がかけたから教えてくれたのね・・・」と言い逃れ・・・
(訳知り顔に知った風なこと言ってんじゃないわよっ!)と思いながら
「ご本人様にかけていただいて教えていただきましたので、
こちらに番号が書いてありますからお電話していただけますか?」と言ってかけてもらうと

電話が通じた途端に私に手渡され「あなたが話してよ」とお客さん
「振替口座変更の手続きでご来店されてるのですが、
年金番号が分からないので教えて頂きたいたいのですが」と伝えると、
案の定「ご本人様に代わってください」とのこと
電話を返して「ご本人様とお話がしたいとのことです」と言うと
「私は妻で夫の年金の口座の変更をしたいのですが」と・・・
(ちゃんと自分で言えるじゃないか・・・!)

で、二言三言話して電話を切った後に、
「これじゃなかったわ!こっちは主人の年金基金で、こっちの厚生年金の方を替えたいのよ」
(じゃあ、余計なもの出してこないで最初っからこっちと言えばいいじゃないっ!)と思いながら
「そちらでしたら、社会保険事務所に電話して問い合わせていただかないとなりませんので
今、電話番号をお調べしてまいりますのでお待ちいただけますか?」と言うと
なにやらお姉さんがヒソヒソと・・・
「どうされました?」と言うと「早くしてよね!こっちは急いでいるのだから」と、、、。
(だから電話番号を調べに行こうとしてるんじゃない・・・)
「はい、今お調べしてまいりますので少々お待ちください。
お待ちいただいている間にこの用紙にご記入していていただけますか?」と変更届の用紙を渡し
番号を調べて戻ってみると・・・

分からなきゃ空けて待っていればいいものを、ご丁寧に名前を描き間違えていらっしゃいました、、、。
「ここ、“ヅ”でいいのよね!?」と言われたところを見ると
“ズ”と書くべきところを“ヅ”と書いてあり、
名前に関しては訂正が聞かないため、
「それは“ツ”ではなく“ス”の方ですね、申し訳ないのですが
書き直していただけますか?」と新しい用紙を出すと
上からなぞって“ズ”に書き換え「これでいいわよ!これで“ズ”に見えるじゃない!」と・・・
(いや、そう言う問題ではないのだよ・・・)
「申し訳ございませんが、お名前に関しては訂正ができませんので・・・
なぞり書きもダメなので、お手数ですが書き直していただけますか」と言うと
「疲れるから何度も書きたくないのよね」と、、、。

で、その後電話をかけてもらうと、さっきと同じように繋がるとすぐ私に手渡す始末・・・
銀行名と支店名と自分の名前を名乗り、お客様の用件を伝えると手帳に書いてある番号を教えてくれとのこと
記号番号を伝えると、「しばらくお待ちください」と言われ、しばし待った後
「お客様のお名前は?」と聞かれたので、私が答えてもいいの!?と思いながら
尋ねられるままに、お客様の氏名、住所、生年月日を読み上げると
すんなりと年金番号を教えてくれ、その後の年金コードの問い合わせも教えてくれた、、、。
(いいのか・・・!!!?)
かくして無事年金に関しての手続きは完了して「やれやれ・・・」と思っていると・・・

「ここに入っている残高をゼロにして定期の方に入れたいのよね」と、、、。
「通帳を渡さなきゃならないから残高遺しておきたくないのよ」と、、、。
確かに、ごもっともな話だけど、同じ通帳の定期に入れてしまっては結局同じことじゃないかと思い
「残高をゼロにしてケアセンターにお預けになりたいのであれば、
同じ通帳の定期のところに小入になるよりは、他の通帳か定期の証書にされたら
いかがでしょうか?」と勧めてみたら
「じゃあ、私の通帳の定期に入れることにするわ!入れるのは印鑑なくても大丈夫なのよね!?」
「はい大丈夫です」と払い戻し用紙と定期入金用紙を出して書いてもらっていると
また横からお姉さんが「残高ゼロにして新しい通帳にこしらえてもらいなさいよ!」
「年金が入るのは来月だから、新しくしたのに10万ぐらい入れて持って行けばいいんじゃない?」と、、、。
「現金でいくらか置いてきてあるから、年金が入るまでは大丈夫なようになってるのよ」お客さん、、、。
その辺の会話はここじゃなくても家に帰ってからでもいいのでは?
急いでるんじゃなかったっけ・・・?

やっとのことで全ての手続きの用紙の記入が終わると、今度はご主人のケアセンターの話を始めた・・・
仕方がないから、お話の相手をしてケアセンターの話やご主人言う話や、
今まで自分でしてきたくせに、何にもしないでさっさとケアセンターに入り
悠々自適菜生活をしているから私がやらなきゃならないけど、
分からないからお姉さんについてきてもらったと言う話を聞いてあげた、、、。

ケアセンターって言われるから、母が入っているようなところを想像していたら、
有料の老人ホームで、自分で身の回りのことができる人でも入れるところらしく
有料で高いお金を取るだけあってどんな人でも入ることができ、
体調の変化に応じて自動的にそう言う施設にスライドしていくことができるらしい・・・
お金があると言うことはいろんな意味で恵まれていることなんだなぁ~・・・
とつくづく感心してしまった、、、。

で、「お急ぎと言うことだったので、お話していると遅くなってしまいますから
急いでお手続きするようにしましょうね」と言うと
「嫁がいないから、ちょっと嫁いびりしてみたかったのよ!」とお姉さん・・・

「・・・・・」 Σ( ̄□ ̄;|||

(何ですか!それ!?
 勘弁してくださいよ~!)


思わず、「ごめんなさい」と言ってしまいました、、、。