おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

キサラギ

2007-06-28 00:26:46 | 邦画
『 キサラギ 』
[監]佐藤祐市
[原][脚]古沢良太
[音]佐藤直紀
[歌]ライムライト
[出]小栗旬 ユースケ・サンタマリア 小出恵介 塚地武雅 香川照之

 ひとつの部屋の中で繰り広げられる“密室劇”。
日本映画には珍しい(?)ワンシチュエーション・サスペンスで、謎が謎を呼ぶ展開がとてもスリリングなのに、観終わるととても爽やかな後味のハートフルドラマ。そんな不思議な魅力の作品だ。
三谷幸喜の舞台劇を観ているかのような絶妙な会話劇を構築したのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』で知られる脚本家・古沢良太と、「僕の生きる道」など秀作TVドラマを手がけてきた佐藤祐市監督。
映画界、TV界のそれぞれタイプがまったく違う人気者5人を巧く配置して、不協和音が奏でる“一体感”を作り上げた。

≫≫ 公式サイト

07/06/27 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 話の舞台は部屋の中のみで、登場人物はラスト近くなるまで5人のみ!
まるでお芝居のような感じだった。
特に、香川照之の相変わらずの演技力に加え、ユースケ・サンタマリアの
ともすればちょっとくさ過ぎるような大げさな演技で余計に芝居を観ているようだった。

あちこちで笑い声が何度も聞こえたが、そんなにおかしく笑えるところ?って感じで
周りの笑いにちょっとついて行けなかった・・・
おかしいと言うよりは失笑って感じが多かったかも・・・?

と言うか、
オダユージが最初分からなくて、それで乗り遅れてしまったのかも・・・
1人入ってくるたびに「オダユージさんですか?」って聞いてるときも
「案外本人だったりして・・・?」「いや、それはありえないでしょう~・・・」
と会話している時でさえ、「オダユージ・・・どこかで聞いたような名前だけど、
はて、誰だったっけ・・・?」(~へ~;)う-ん・・・状態で、
「事件は現場で起きてるんだ!」と言うセリフを聞いて
「あっ!あ~、オダユージって織田裕二ね、、、踊る大捜査線ね、、、」
と、かな~り気合を入れた天然が入っておりました。。。

「卯月ミキは果たして自殺だったのか・・・?」の謎解きが始まり、
5人それぞれの意外な事実が次々に明るみに出てくるが、
途中からある程度のストーリー展開が読めてしまった。

が・・・
一通りの推理が終わり、「一応そう言うことで」って感じでみんなの納得がいく結論に達し、
「最後にみんなでビデオを観ましょう~」ってなってからが凄かった!!!
卯月ミキの歌に合わせて大の男が5人「ミっキちゃぁ~んと黄色い声をあげながら、
歌って踊る姿には失笑を通り越して爆笑・・・もう笑うしかない!!!
小栗旬と小出恵介の若い2人はまだいいよ、許すよ。(笑)
しかし、ちょっと太め体型の塚地武雅と、ギクシャクした踊りのユースケ・サンタマリア
どっからどう見たって酔っ払いのオヤジ踊りにしか見えない香川照之・・・(*≧m≦*)ププッ
おかし過ぎです!!!
ぎゃははは (。_ _)ノ彡☆ばんばん!


そして、そして・・・
ヤックンって・・・シブガキ隊じゃあるまいに・・・
さらに、言うに事欠いて、「ジョニー・デップに似てる」って・・・
どっからどう見たら
ジョニー・デップに似てると言うのっっっ!???

「うしろ斜め45度から見たら似てるらしい~」と言っていたけど、
見たことあるんかいっっっ!!!
ってか、
後姿にしても頭の形からして違うわいっっっ!!!
つーか、
そもそも体型からしてえらい差があるっちゅーのっっっ!!!
マジックミラー使ったところで似ても似つかないと思うんだけど・・・

まあまあ面白かったが、ラストの宍戸錠のあれは何?
あの針金はなんか意味があるの?
結局自殺ではなく他殺だったってこと???

せっかく喪服親衛隊踊りで盛り上がっていたと言うのに
すっごい消化不良な終わり方だった、、、。

07-80 チネチッタ

ラッキー・ユー

2007-06-28 00:01:32 | 外国映画
『 ラッキー・ユー 』
[監][製][脚]カーティス・ハンソン
[案][脚]エリック・ロス
[出]エリック・バナ ドリュー・バリモア ロバート・デュバル デブラ・メッシング

 ポーカーの世界に生きるハックは、女性歌手のビリーと出会い恋に落ちる。
世界選手権での彼の標的は、母を捨てた憎き父、LC。
ポーカー界の伝説的存在であるLCを倒すため、ハックは全力で大会を勝ち抜いて行く。

≫≫ 公式サイト

07/06/27 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ



 観る前に友達と「エリック・バナって『トロイ』のお兄ちゃんだよね?」
「あ、そうだったね『ハルク』もだよ」と話しながら劇場に入ったものだから、
どうもハルクに見えてしょうがない・・・
いつハルクに変身するのかと・・・(んな、わけないのだが・・・(笑))

ドリュー・バリモアが可愛い!
歌も歌えるんだ~・・・(あんまり上手とは言えなかったけど・・・)

ストーリーは父親に対する憎しみや恨みを消せずに、
超えたくとも超えれない父親への複雑な思いと、
かつて捨てた妻子への罪の意識を感じながらも
それを現すことができないでいる父親の不器用さが描かれていた。

父親役のロバート・デュバルがどこかで観た顔なんで、
「一体いつ何の映画で見たんだろう~・・・? 最近見た記憶があるんだけど・・・」
と考え始めたら、そればっかりが気になって頭から離れない・・・
友達は友達で「エリック・バナが何故かリチャード・ギア(この写真は似てるかも!)に見えて仕方なかった」
と2人して雑念が邪魔していたようだった、、、。(苦笑)
帰ってから検索してみたら、ロバート・デュバルは『サンキュー・スモーキング』
『ウォルター少年と、夏の休日』(この写真)『ジョンQ―最後の決断―』
割と最近観た映画に出演してたことが分かり、スッキリ~!
『ウォルター少年と、夏の休日』では、超ぶっとびのおじいちゃん役で楽しかったんだった♪

ポーカーってカードを5枚ずつ配ってやるものしか知らなかったのだが、
他のやり方もあるんだと、とても面白く観ることができた。

07-79 109シネマズ