おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

バルトの楽園

2006-07-13 11:25:29 | 邦画
『 バルトの楽園 』

 第一次大戦下、中国の青島から送還されたドイツ人捕虜達が徳島県・板東俘虜収容所に送り込まれる。
所長の松江は彼らを同じ軍人として敬意を示し、地元民との融和につとめ、とりわけハインリッヒ少将との交流を深めていく。


06/07/12 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 レディースデイ2本目
疲れがMAX状態でハシゴをするものじゃないですね
始まって暫くしたら意識が朦朧として来て・・・
捕虜の人数が多すぎて最初予定していた施設だけでは収容しきれないので、他のところへも分散しなければならないと言うところまでは観てたのですが、気付いたら板東の収容所のシーンに変っていました、、、

捕虜収容所と言うと、一番に思い浮かんだのがナチスドイツのユダヤ人収容所(捕虜収容所とは違うけど)の悲惨な話だが、この板東収容所は捕虜収容所と言うよりも、ドイツ人宿舎もしくはドイツ人村と言った感じで、塀で囲われ銃剣での見張りこそあれども、何とものどかな生活風景だった。

収容施設内でパンやソーセージを作ったり、新聞を発行する印刷所まであるし、出張して音楽を教えるのみならず楽器(バイオリン)の作り方まで教えたり、体操の選手までいる。
何とも多彩な芸人や職人がそろいも揃ったものだと驚くやら感心するやら・・・

所長の「たとえ捕虜と言えども同じ軍人として、人として接することが大切だ」と言う信条のもと、のどかな徳島の住民達の暮らし振りや人柄に触れ合いながら交流を深めていく光景は観ていてほのぼのとするものがあった。

混血児志を役の大後寿々花は『SAYURI』にもカラーコンタクトをつけて出ていたなぁ~・・
カラーコンタクトじゃなくて、もともとなんだろうか?とか、
おや、上田君丸刈りにしちゃって・・・そんなに堅っ苦しく考えないでもっと柔軟に行こうよ~・・・とか、
おやおや・・・松健サンバじゃなくて阿波踊りですか~・・・?とか、
市原悦子のシーンでは「日本昔話」実写版を見ているようだなとか、
「捕虜」じゃなくて「俘虜」と書くんだ~・・・!?など等と
余計なことばかり考えながら観てました。。。

最後の第九の演奏シーンはちょっと上手すぎでしたね
楽器を揃えることすらままならなかっただろうし、演奏者だってあんなにたくさん揃えられなかっただろうし、練習量だって少なかっただろうし・・・
それなりにやってくれた方がもっとリアルっぽかっただろうに・・・等と思いながらもウルッときてしまいました。
日本人が第九が大好きになったきっかけとなったとありましたが、本当に心洗われますね。。。

M:i:III

2006-07-13 10:11:00 | 外国映画
『 M:i:Ⅲ 』

 一流のスパイであるイーサン・ハントは引退し、教官として後輩の育成を行っていた。
教え子であるリンゼイが危機に陥ったことから復帰することになり、やがては最大級の危機を呼ぶことになる。

06/07/12 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ


 待ちに待ったトム様
プレミア試写会は思いっきり外れたし、
仕事の都合などで先行を観に行くこともできず、
レディースデイの昨日が休みだったので、疲れがMAX溜まってしんどくて
散々悩んだ末、トム様観たさに負けて行って来ました。。。

朝一の回の30分以上前にはチケット売り場に着いていたのに、公開日最初のレディースデイだけあり、最後列は一番端の1席しか残ってなく、迷わずそこをゲット!
開場になり入って行くと、最前列の方2~3列を残しほぼ満席!
早めに行ってよかった~・・・


か、カッコいいぃ~~~

す、すてきぃ~~~

もう~画面に釘付け(o)

疲れも眠気もどこへやら・・・





その昔、
ピーター・グレイブス主演でTV放映されていた『スパイ大作戦』が大好きだったので、トム様でこのシリーズが再開され、もう小躍り状態
技術の進化とともに、変装の小道具作りのシーンまで観れてワクワクでした

飛んだり跳ねたり全力疾走したり・・・
どこまでが本人でどの辺がスタントなのか全然見分けがつかなかったけど、
高いビルの屋上からのダイビングは本人のようで凄かった!

ストーリーは「読めてたぜ!」と思っていたら・・・
まだまだ読みが浅かった。。。
最後まで楽しませてもらいました♪

敵役の『カポーティ』でアカデミー賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンが受賞作の予告編で観たのとはまるで別人のようで極悪非道の悪人ぶりが怖かったです。

プルートで朝食を

2006-07-13 09:38:49 | 外国映画
『 プルートで朝食を 』

 1970年代、アイルランド。
ブレイデン家に引き取られた捨て子のキトゥンは、女性的な言動から変わり者として通っていた。
やがて疎外されるようになった彼は実の母親を探す決意をし、ロンドンへ旅立つ。

≫≫ 公式サイト


06/07/07【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ


 予告編も観てなくて、レディースデイで900円で観れるし、『ジャスミンの花開く』と同じ劇場の違うフロアでの上映だから観ようと、どんな内容なのか全然チェックもせず観たのですが・・・
泣いたり笑ったりと忙しかったけど、思いもかけず面白い作品でした。

主演のキリアン・マーフィがいきなり女装で出てくるのですが、ちょっと個性のある女性って感じで・・・「ん?もしかして男???」と半信半疑になるほど女性に見えるのです

キトゥン(パトリック)は赤ん坊の時に教会の前に置き去りにされたかわいそうな子

・・・のはずなんだけど、、、
前向きに逞しく生きていくのです。

その生き様を1章から32章までのスケッチ風なミニストーリーで綴られていきます。
当時のイギリスやアイルランドの世情やファッションなどが伺われる作品です。

母を求める気持ち、友情、親子の情などなど、泣き笑いの中にもが溢れる作品でした