つれづれすけっち

ワタシらしく。 ワタシなりに。

聖陽流より

2008-07-09 19:33:25 | つれづれ
郵便物が届きました。
何かしら?と思って開けてみると
舞台「私生活」の本チラシと新ドラマ「ゴンゾウ」のクリアファイルが!

チラシの橋本じゅんさん、笑ってしまうほど真面目な、
いい子ちゃんの顔で写ってます。
いつもとは全く雰囲気が違う!
さすが役者さんですな!

それと「ゴンゾウ」のクリアファイル、コワいんですけど(笑)
でも非売品らしいので大事にします♪
このファイルで上司に書類回すのは、ちょっと勇気いるし・・・

そうそう、堺さんフィーバー中で、
ちょっと書き込みできてませんでしたが
「ゴンゾウ」第1回、ちゃ~んと見ましたよ!
普通の刑事ドラマとはちょっと違う感じで面白いですね。

内野さん、いい味だしてます。
人間性に厚みが感じられるというか、
どっしりとした安定感が観ていて、とってもいい!

内野さんの役も家定と同じで、ある意味「うつけ」のふりというか
やる気の失せた現状から、
本来の伝説の刑事に復活する様を見せていくわけで、
内野さんがどう演じ分けられていくのか注目ですね!

それにしても内野さん、昔々の「ミセスシンデレラ」の頃から比較すると
ビジュアルも演技にも重厚さが増しましたね・・・

本当、いい役者さんになられました。
ちょっと母目線。

田渕久美子さん

2008-07-09 11:53:47 | つれづれ
田渕久美子さんは、大河ドラマ「篤姫」の脚本家さん。

数年前に私がハマったドラマ「女神の恋」
(山口祐一郎さんファンになったのは、このドラマがきっかけ)
の脚本を書かれたのが田渕さんだったことから、
脚本集を買ったりしたこともあり
少し、思い入れがある脚本家さんだったのです。
倒置法の独特なセリフを書かれる方ですが、
この方の一番すごいところは
「ダメ男をカッコよく見せる」力を持っておられるところだと思うんです。

「女神の恋」では、
いつまでも1回きりの受賞を過去の栄光として
後生大事に持ち続けている売れないSF作家龍之介(これが山口さん)が
最終回では、というかいつの間にか
カッコいい男になって(見えて)いたのです。
それがあまりにも自然な流れだったので、”気が付けば”という感じ。

そして現在の「篤姫」では、
当初は「うつけ者」で、奇妙な行動ばかりが目立つ将軍家定が、
いつの間にやらカッコよくなっている!!
まぁ、今回の家定は途中から「うつけのフリをしている」というか
「二面性」を持ち合わせている人物として
描かれているところがあるとはいえ、
視聴者は”気が付けば”家定から目が離せなくなっているんですよね。
これは堺雅人さんの巧みな演技力による部分もあるとは思いますが、
田渕さんの脚本マジックなんだろうな、と思います。

先日買った「ステラ」で堺さんが話されていたことなのですが、
堺さんが田渕さんに
「僕は”うつけ”なんですか?”うつけ”じゃないんですか?」
と質問された時の返答が、
「私の中の家定に矛盾はない、信頼して演じてください。
私の家定はかっこいいんだから」
だったそうなんです。

「私の家定はかっこいいんだから」

なるほど!!!
すっぱりと言い切っているこの言葉がものすごく印象的で。
「私の」というところには脚本家としての愛情が感じられるし、
視聴者がかっこよく感じているのはやはり、田渕さんの力なのだと
まざまざと思い知らされました。
脚本家が意図しているところを、視聴者がまさに感じ取る。
「かっこいい!」と思っているのは、視聴者が勝手に思うのでなく
思わされてるんですね・・・
これは脚本家田渕さんの勝ち、です。

次週、「かっこいい」家定は亡くなります。(考えたくないですが)
家定薨去の後「かっこいい」役を担うのは誰なのでしょう?
家定フィーバーの影でくすぶっている(失礼!)小松帯刀が
いよいよ本領発揮となるのでしょうか?
それとも・・・??