はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『群青の夜の羽毛布』

2021-05-04 08:59:26 | テレビ・映画・本
山本 文緒 著

《内容》
24歳になっても、さとるの門限は夜10時だ。学校教師の母には逆らえない。スーパーで知り合った大学生・鉄男と付き合い始めても、さとるは母を怖れていた。屈託の無い笑顔、女性に不自由したことのない鉄男は、少し神経質なさとるに夢中だった。だが、さとるは次第に追いつめられていく。家族が恋を、踏みつける―。このまま一生、私はこの家で母と暮らすのだろうか。さとるの家で鉄男が見たものは―。息詰まる母子関係を描く。
(「BOOK」データベースより)


(T▽T)

内容を見て、アダルトチルドレンの話だと思ったので、平日ではなく、休みの日に一気読みしました。ページ数が少なめなので3時間ほどで読了。

出てくる台詞や思考が我が家で幾度となく出てきたり、話し合いのテーマになっていたので、私にとっては身近な話で、解る、解ると思いながら読み進めました。

(;>_<;)

子どもは親の影響をすごく受けるから、親になれない人、向きではない人は、考えないといけないよね。この家だと母親がそう。父親にも問題はあるけれど、結婚相手が違えば所謂普通の家族を作れたと思う。

では、母親が100%悪いのかと言われると、そう単純ではなく。ただ、子どもは違うよね。それなのに…。

(´・_・`)

この話を読んで、皆さんがどういう感想を抱くのか興味あります。ホラー?ミステリー?リアル?ちょっと、他の方の感想を見てみることにします。

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