はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『小さな異邦人』

2017-11-15 20:09:18 | テレビ・映画・本
連城 三紀彦 著

内容。

8人の子供と母親からなる家族へかかってきた1本の脅迫電話。「子供の命は預かった。3千万円を用意しろ」だが、家には子供全員が揃っていた!?生涯最後の短篇小説にして、なお誘拐ミステリーの新境地を開く表題作など全8篇。

(「BOOK」データベースより)



(;・∀・)

なんか不思議。

以下、ネタバレっぽくなってしまっているかもしれません。

振り返ってみると、どの話も二時間ドラマで見たことがあるような話です。それなのに、読んでいる時はそうとは感じません。

不思議。

σ( ̄∇ ̄;)

夢か現実か分からないフワフワした世界を舞台に話が進むのに、結末では完全に現実が舞台だと分かります。

すると、夢のような空気が消え去って、現実だけが残るのです。

あの非現実な空気は何処に?

?!(・◇・;) ?

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」というやつです。

独特の雰囲気。

(  ̄▽ ̄)