はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

『世界でいちばん長い写真』

2017-05-22 18:32:01 | テレビ・映画・本
誉田 哲也 著

あらすじ。

人気者だった親友の洋輔が転校してから、宏伸の毎日は冴えない感じだ。特にやりたいこともなく、クラブ活動の写真部でも、部長からしかられてばかり。そんなある日、祖父の古道具屋で、大砲みたいにごつい不思議なカメラに出合う。世界一長い写真が撮れるカメラって!?その日から、宏伸の日常がきらめき始める。ワクワクして胸にジンとくる、青春小説の新たな傑作。

(「BOOK」データベースより)


サラッとしています。内容は派手ではなく地味。非現実的ではなく現実的。

でも、飽きません。

(*^^*)

高校生だったら主人公に感情移入するかもしれませんが、私はいい年なので、程よい距離感で主人公を見守りながら読み進めました。

若いっていいな。若いときには気付きませんが、若いってだけで素晴らしい。

(*´ω`*)

作中に出てくる「やろうとしてないだけなんだよ」「先延ばしにする奴は、結局いつまで経ってもやんないから」というセリフ。

よく聞く言葉ですが、なんだか沁みました(耳が痛い)。

( ;∀;)

テンポがよく、ページ数も少ないので、本を読むのが苦手という人におすすめです。