はる日記

「人間万事塞翁が馬」

日々の出来事を綴ってます。

分かれ道1

2015-04-24 22:37:33 | 野球
さて、誰が登録されて誰が抹消になるのか?

それとも動きなしか?

ドキドキ(;・ω・)

長いシーズンの1つめの分かれ道ですね。

例えば、美間くんを1人登録。2,3試合はいいけど、勢いには乗れないだろうな。結局は同じことをやっているだけ。

攻めていない。

(ー_ー;)

ベテラン野手を登録しようよ。投手陣は黒田さんという精神的な安定がある。野手陣は?キクマルは投手でいうとマエケン。じゃあ、黒田さんの役目を背負う野手は誰なの?キクマルに負担をかけすぎ。

4番がいればいいけど、現状はいない。それなら、精神的にキクマルの負担を背負ってくれる人が必要。だと私は思いますが。

(; ̄ー ̄A

思いきって3人ぐらい入れ替えればいいのに。さあ、攻める?攻めない?攻めなかったら分かれ道2が来るのを待つしかないな。そうなったら…優勝は厳しいだろうな。

(ーー;)



『食堂かたつむり』

2015-04-24 17:13:51 | テレビ・映画・本
小川糸 著

あらすじ。

同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。

(「BOOK」データベースより)


(´д`|||)

図書館で借りたい本がことごとく借りられていて、何かないかなとフラフラしていたときに目につきました。何年か前に某番組で紹介されていたなぁ。ちょっと読んでみるかと借りました。

今から思いっきりネタバレ&毒吐きになるので、まだ読まれていない方やこの本を好きな方は読まないで下さい。






おそらく、ここまでストレスを感じながら読んだ本は初めてです。主人公の倫子が私の大っ嫌いなタイプです。まずP16でイラッ。単語カードを買い最後の一枚に「私は今、わけあって声がでないのです」。イラッ。

(ー_ー)

「私は声がでません」でいいのに、わざわざ「わけあって」って書くってことは、そのわけを訊いて欲しいのか?

こんな感じでイラッとさせられる場面が多いのです。

簡単に倫子について説明。倫子のおかんはシングルマザー。ふるさとでスナックを経営。常連客のネオコンの愛人だと言われている。多分、そんなおかんの生き方が嫌で十五歳でふるさとを出た。それ以来、おかんとは年賀状でしか交流がない。

こんな倫子がふるさとに向かいます。

σ(^_^;)?

おかんが畑に隠しているヘソクリを持ち逃げして知らない土地へ行こう。

(゜ロ゜;ノ)ノ

しかし、ヘソクリを見つける前におかんに見つかり、家に戻ってくることをしぶしぶ承諾してくれた。しかし、食費等は支払うように言われた。働かないと。そうだ、ネオコンがおかんの家の敷地に持ち込んだ小屋を借りて食堂をやろう。開店資金は、おかんが高い利息をつけて貸してくれた。(利息をつけられたことが気に入らない?)

( ̄▽ ̄;)

困ったときは、村の住人の熊さんの携帯に電話をかける。声が出ないから決まった音楽を流す。そうすると、熊さんがかけつけてくれるというルール。力仕事は熊さん担当。困ったことは熊さんに頼めばほとんど解決した。

Σ( ̄ロ ̄lll)

声が出せないというのは、そんなに苦痛ではない。結構なんとかなるものだ。

(ー_ー;)

イラッとしませんか?私はします。

これらは食堂をオープンするまで。これ以降も???と思うことが多いのですが、料理人だからとか正直者だからとか自分の行動を正当化するのです。で、私は苦労してるのよって。えーーー。土地も建物も資金も母親が出してくれて夢だった自分の店を持ち、自分のペースで仕事をする。苦労?苦労…。

声が出ないのは大変だと思うけど、そこは苦痛に感じていないようだし。

( ̄▽ ̄;)

自己中。傲慢。「かわいそうな自分」に酔っている。これが私の倫子像です。で、この倫子が、私たちは命をいただいている的なことを言っても説得力に欠ける。食べることは生きること。分かります。だけど、生きるというのはそれだけではないでしょう。なぜ自分が生きているのか?助けてくれる人がいるから。それを見ようとしない人に、命がとか言われたくない。

(ー_ー;)

読み終わった後に詳しい評価を見るのですが評価は真っ二つ。でしょうね。評価の中に、これはホラー小説だと言っている人がいて妙に納得。倫子の様な女性を作家さんが意図的に書いてある本はあります。でも、倫子の場合は本気なんですよ。怖い。

((((;゜Д゜)))

ホラー小説だと思って読めばよかった。