『ダチョウは軽車両に該当します』

似鳥 鶏 著

あらすじ。

県民マラソン大会のコースを駆け抜けてくるのは「ダチョウだって？」－そして発見された焼死体。捕獲したダチョウと被害者をつなぐものとは？キリン飼育員・桃くんにツンデレ女王・鴇先生、変態(？！)・服部くん、アイドル飼育員・七森さんら、楓ヶ丘動物園の怪しく愉快な面々が活躍する動物園ミステリー第２弾！

(「ＢＯＯＫ」データベースより)

(。>д<)

この話は、軽い感じでトントン進んでいきます。しかし、事件の全貌が分かると、やるせない気持ちに。それまでが軽かっただけに余計に重く感じます。

前作もそうでしたが、事件解決スッキリではないです。何かモヤモヤとなります。軽いような重いような不思議な話です。

(´・ω・`)

あらすじ。にもありますが、登場人物が個性的です。前作で気になっていた鴇先生の過去が少し分かったと思ったら、今作では服部くんのお家が気になってしまいました。服部くん、一体何者！

(゜ロ゜;

事件よりも登場人物が印象に残る話でした。楓ヶ丘動物園の面々の意識の高さに惚れ惚れです。

(*´∀｀)