クローバーフィールド

最近仕事で疲れる8mile_です。この前は中央線の変電所火災事故なんてのにも巻き込まれましたし、散々です。今日は少しでも気分転換になるようにと思い、久しぶりに映画を観にいきました。今日の映画はクローバーフィールド、自由の女神の首がぶっ飛ばされることで有名なアレです。

この映画は、かつてセントラルパークと呼ばれていたところで発見された一本のビデオテープに納めらていた「クローバーフィールド事件」の貴重な映像記録です。
テープはロブ・ホーキンスとべスという恋人の記録映像に上書きされており、途中で撮影者であるハッドがビデオを止めるたび、恋人達の楽しげな映像に切り替わり、そして撮影が始まれば、ニューヨークの惨劇映像に戻るという風になっているのがこの映像の特徴です。民間人が撮影した映像ということなので、映像は乱れに乱れます。正直ちょっと気持ち悪くなりました。映画館でもその旨が書かれてあるので、見るときは気をつけましょう。
私的に良くやったと思うのは、クローバーフィールド事件の主犯である謎の巨大生物の姿を見せた事ですね。モンスター映画は暗くてモンスターの全体がわかりづらいのもありますが、この映像ではそういうことはなく、最初はちらりと、映像が進むごとに尻尾や腕、顔などが映ります。そしてクライマックスシーンではついに全体図が写されます。また、巨大生物が凄く強いところもよかった。ゴジラ海外版映画ででてきた火を噴くでかいトカゲと違い、ミサイルやら戦車の主砲をくらってもびくともしない。日本版ゴジラに通じる強さがあって、まさにHAKAISYAでした。造詣もキモくてナイスです。モンスター達は頑張ったと思います。
スプラッター映画とは違う意味で刺激的な映像なので、観終わったあとは結構疲れましたが、面白かった映画です。ただ、ストーリー性を求める人にはダメな映像ですね。


まとめると
ストーリー　３点
　ストーリーはほぼないです。ドキュメントみたいなものですから。

映像　８点　
　ホームビデオチックにとってあるところはよい。技術力より発想の方が評価できます

音楽　８点
　ＢＧＭはほぼなし。巨大生物の雄たけびや大音量の音響で勝負です。

上映時間　６点
　約８５分。記録映像などで短いです。

モンスター度　８点
　モンスター達の造詣のきもさ、モンスターのタフさ、謎の症状など高評価です。

総合評価は


ちなみにこの映画、昔のブレアウォッチプロジェクトみたいに、ネット上にいろいろな事件の情報があります。それらを載せておきますね。

・クローバーフィールド事件に関連する写真？（クリック＆ドラッグで動かせます。）
ここをチェック

・事件の黒幕？日系企業タグルアト社のホームページ（英語版しかないみたいです）
ここをチェック

・チュンアイ油田事故の映像
ここをチェック

・タグルアト製造のSRUSHOのＣＭ
ここをチェック


この映像を観にいくときは、ここら辺をみて予習しておきましょう。