ブラック・スワン

最近暑くなってきましたね。今は梅雨ですから雨も多いですし・・。特に今年は節電しなければならないので、職場ではエアコンなしで大変なことになってます。今から夏本番が恐ろしいです。今日は今まで観てて書いてなかった「ブラック・スワン」の感想を書いておきます。

バレリーナ団員のヒロインは、黒鳥を加えた新しい白鳥の湖の主役を惜しくも逃すが、監督に可能性を見出され、逆転で主役の座を射止める。だが黒鳥はなかなか上手く演じられず、役を取られるのではないかと焦りだす・・。というスリラー系のストーリーです。ここ最近観てたのがだいたいアレな映画ばっかりだったので、なんかかなり真面目な作品をだなと感じてしまいました。代役を一方的に敵視したり、後半で代役を・・・した後の開き直りっぷりは凄かったですね。黒鳥のダンスは凄かったですが、wikipediaを見たところ、別の人が踊っていたようです。こういうのをダンス・ダブル（=ボディ・ダブル）というらしいです。
基本的に演技がいい。特にヤクをキめたヒロインと代役のとっても危ないシーンは実に艶かしい。役者の本気を見た感じです。
ストーリー、役者の演技、ダンスなどどれも良いデキで、あとは好みの問題になってきそうです。個人的には好きな作品というわけではないし、なんども観たいといものでもないですが、よく出来ている作品だと思います。

まとめると、
ストーリー　８点
　よくまとまったストーリー。ここまで描いてくれれば充分です。
映像　８点
　映像ってのは技術だけでなく、役者の演技も入ってこその映像だ！この映画が教えてくれました。
音楽　６点
　白鳥の湖の音楽がたくさん聞けます。

上映時間　９点
　約108分。結構短め。悪くない長さです。
　
サスペンス度　７点
　現実と虚構の区別に掻き分けがないのでリアルっぽさがあります。
　
総合評価は


全体的に良く出来てる映画です。好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。やっぱりナタリーはいい女優ですね！