もう師走ですね。2010年もあと数日で終了です。今年もたいしていいことありませんでしたが、まあいつものことなのでいいでしょう。もうすぐクリスマスですが、私的には特にこれといった意味はありません。とりあえず1年頑張った自分になんかプレゼントあげるぐらいです。
まあそんな話は置いておいて、今日は「WALL・E」の感想を書いておきます。
人間がいなくなった何百年後、一人で地球にたまったゴミを処理し続けてきたウォーリーと、最新型ロボットとの触れ合いを描いたピクサー作品です。相変わらず安定して出来がいいですね。映像では、冒頭のビルに見える建物が、実は全てゴミでした。っていうのを見せるのも上手いし、宇宙船のロケットエンジンの炎や、宇宙空間での消火器の粉、星雲とかの描写のデキとかは流石ピクサーって感じです。ストーリーもわかりやすくてよい。盛り上げるところはしっかり盛り上げており、丁寧に作られています。気に入ったキャラとしては、役立たずかと思われたが、黒幕との一騎打ちに勝った船長と、汚れたウォーリーが作った汚染物質の道を必死で消して回るお掃除ロボットですね。
欠点といえば、やはりストーリーが子供向けなところです。何百年も自分の足で歩いたことがない人間がいきなり立つっていうのは盛り上げ的にはありですが、やはりリアルじゃないですし、そもそも探査機ロボットって一杯あって、それらが地球に降り立っているはずなのに、見つけた植物はウォーリーが持ってたちっぽけなものだけなのに、帰還するのは無茶じゃないですかね。あとウォーリーの構造も謎すぎます。
子供向けと考えれば非常に良く出来てます。今のアニメも含めた邦画ではこういう基本に忠実な作品は出てこないでしょうね。たとえジブリであっても。丁寧に作って面白くできるっていうのは地力があるってことなんでしょうね。やはりピクサーは凄い。
まとめると、
ストーリー 7点
子供向けらしい内容だが、丁寧に作られてます。
映像 8点
上で述べたところ以外でも、細かく作られていてレベル高い。
音楽 6点
音楽や音に関してはそこまででもない印象。
上映時間 8点
約98分。子供向けだからこれぐらいの長さでいいでしょうね。
SF度 6点
SF的にはそこまで新しい発想はないが、退化した人類の生活は自堕落でいい感じでした。
総合評価は
お子さんにお薦めできる良作品です。クリスマスも近いことですしプレゼントにもばっちりです。何年前の作品か忘れましたけどね。
2010年もあと少しなのでなるべく悔いが残らないように生きていきたいですね!!