はなナ

二度目の冬眠から覚めました。投稿も復活します。
日本画、水墨画、本、散歩、旅行など自分用の乱文備忘録です。

●高橋和子写真展 「大地のハーモニー」

2017-11-04 | Art

高橋和子写真展「大地のハーモニー」  富士フイルムフォトサロン 東京 

2017年10月27日(金)~2017年11月2日(木)

仕事を定年退職してから、旅行会社の撮影ツアーに参加するようになり、北海道の景色に魅せられてしまいました。
特に、冬の風景や、瞬時に形が変わる「氷・霧氷・樹氷・虹」に興味を持ち、テーマにしました。そして、昼間の景色より、朝・夕の時間帯を選び、微妙に変化する色彩に重点を置いて、色を探し回りました。
その美しい発色が永遠に記録に残るよう願いながら、フィルムにこだわって中判カメラ(6×4.5サイズ)でシャッターを押し続けました。
10年以上かけて捉えた、北海道の美しい四季をお楽しみください。高橋 和子


狩野元信展3回目に行った時にふと入ってみましたら、これはいいものを見ました。
風景でなくて、光景と言いたくなるような。
北海道はじめ各地の四季折々の、出来事。その時だけ。
いろいろな光が風景を輝かせる。


どれも美しいのですが、とりわけお気に入りを。(撮影可)

「閑寂の森」北海道 望岳台

牧谿の水墨のような。本当にあるんだ、見えるか見えないかのかすかな樹影。


風景を包む光がとても印象的な写真が続きます。
光を自分の手に当ててみたい。触れてみたい。と思う。

「天国という居場所」北海道阿寒町


光の降臨」北海道阿寒町



「冬珊湖」摩周湖

 

「銀色の斜里」北海道斜里町

夕方のあいまいな時間。私も一番好きな時間だ。夏に訪れた時のカモメの声が耳に響く。



生き物たちも光を浴びていました。

「春のワルツ」網走市

 

(タイトルを忘れてしまった)エゾ鹿おいしいんだよね。



北海道以外の光景でも、もううっとり。

「蒔絵のごとく」志賀高原

 

「朝の挨拶」新潟県津南市

土筆の子たちがそれに向かって伸び育つ。朝の光が気持ち良さそう。おはよう。

 

賛歌でした。

高橋和子さんは、雪でも寒くても森に分け入って、海岸で日没まで粘って、輝くたくさんのものを見つけてきたんだろう。たいへんなのかもしれない。でもいいなあ。私も知床の山や網走の海はまた是非行きたいと思うところの一つ。

今日はふと入ってみて、本当によかった。ありがとうございます。


ミッドタウンでは11月2日で終わってしまいましたが、新潟に巡回するようです。
12ドナルドキーンセンター柏崎 ロビー展  2017年11月15日(水)~11月29日(水)



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