「メキシコ ダウン症アートアカデミーの作品展」に行ってきました。
麹町のセルバンテス文化センターの二階ギャラリーです。
この建物はスペイン国営の施設で、語学講座や文化イベントなど行っていて、図書館もあります。
メキシコのダウン症アートアカデミーの皆さんが描いた作品が展示されていました。
紹介ビデオはスペイン語、字幕も英語で、ラテンな雰囲気たっぷり。
絵も、うまく言えませんが、伝わってくるんです。
つくり替えられたフィルターなく、なにか。そこの環境とか気温とか気持ちとか。
写真もOKと言って下さったので、特に印象に残った絵を撮ってきました。
「サボテン 」
「痛み 」
「赤い夢 」
「おたまじゃくし 」
「花でいっぱいの花瓶 」
力強くて、生命感が跳ねている。
メキシコの誰かの内の世界が広がっている。
心に触れられる、というより、こちらの心に触れてくれるような。
パンフレットには、「(略)我々に生(命)の深みを教えてくれるのです。彼らの世界観に触れる時、生に潜む価値を再認識するのです。まさに生の無制限の享受です(略)」とありましたが、まさにそんな感じがしました。
南米行きたいと年中言ってる私には、このメキシカンな色合いも魅惑的です。
一番上の階には、スペインバル&レストランがあります。入口がめだたないので入りにくいですが、おいしくてランチの穴場です。
別の展示室では、キューバ人の写真家の作品展も開催中です 。これも人間の迫力を感じる作品でした。
中南米のアートに触れられる貴重な場所です。