はなな

二度目の冬眠から覚めました。投稿も復活します。
日本画、水墨画、本、散歩、旅行など自分用の乱文備忘録です。

●セルバンテス文化センター「メキシコ ダウン症アートアカデミーの作品展」

2009-04-25 | Art

「メキシコ ダウン症アートアカデミーの作品展」に行ってきました。

麹町のセルバンテス文化センターの二階ギャラリーです。
この建物はスペイン国営の施設で、語学講座や文化イベントなど行っていて、図書館もあります。

メキシコのダウン症アートアカデミーの皆さんが描いた作品が展示されていました。

紹介ビデオはスペイン語、字幕も英語で、ラテンな雰囲気たっぷり。

絵も、うまく言えませんが、伝わってくるんです。

つくり替えられたフィルターなく、なにか。そこの環境とか気温とか気持ちとか。

写真もOKと言って下さったので、特に印象に残った絵を撮ってきました。

「サボテン 」


「痛み 」



「赤い夢 」



「おたまじゃくし 」


「花でいっぱいの花瓶 」



力強くて、生命感が跳ねている。
メキシコの誰かの内の世界が広がっている。

心に触れられる、というより、こちらの心に触れてくれるような。

パンフレットには、「(略)我々に生(命)の深みを教えてくれるのです。彼らの世界観に触れる時、生に潜む価値を再認識するのです。まさに生の無制限の享受です(略)」とありましたが、まさにそんな感じがしました。

南米行きたいと年中言ってる私には、このメキシカンな色合いも魅惑的です。

一番上の階には、スペインバル&レストランがあります。入口がめだたないので入りにくいですが、おいしくてランチの穴場です。 

別の展示室では、キューバ人の写真家の作品展も開催中です 。これも人間の迫力を感じる作品でした。

中南米のアートに触れられる貴重な場所です。