雑種犬みね侍の赤鼻DIARY(withちよ

愛犬ミネジを亡くし失意の日々・・・。たまに千代も出てきます。

13歳

2007-08-01 11:25:31 | Weblog
13年前の秋、親戚の家に小さな子犬が迷ってきていつのまにか居座ってしまった。

それが千代。
捨てられたのか逃げ出してきたのかはわからない。
親は雑種?純血種?飼い犬か?野良犬か?
まったくもって正体不明。。
当時まだ2,3ヶ月齢くらいで、たったひとりで道をさまよっていたとのこと。

ふと親戚の家の前で何かを感じたのかいすわって動かなくなってしまったらしい。
結局そのあまりのかわいさにオバサンが根負けして飼うことにしたのだそうだ。

その後約1年を経てうちにやって来た。
犬にとって途中で飼い主が変わるということは信じられないというか受け入れがたいというか、、
未だに親戚のオジサンがうちにやって来るとワオオーンと嬉しそうな悲鳴にも近いような声を出して喜ぶ。
ヤツにとっては今もそのオジサンが自分の「主」なのだ。
実際は、オバサンが病気で亡くなりオジサンが雑種犬などいらないと言って保健所に連れて行こうとしたからうちにやって来ることになったわけで、、
しかしそんな事情を犬が知るはずもない。
今の飼い主としてはカナリ複雑ではあるが。

この夏でちょうど13歳。
正確な誕生日はわからないから、とりあえず目安に8月1日を誕生日に決めている。

雑種のくせに心臓が悪くてちょっと走ると歯茎や舌が紫色になってゼェゼェ息が荒くなる。
皮膚も弱くてストレスだかアレルギーだかしらないが突然全身いたるところに円形ハゲができたりして。
特にお腹の皮膚が弱いのかしょっちゅう赤くなって掻いたり舐めたりするので薬を塗ってエリザベスカラーをつけなければいけなくなる。
最初は取ろうとして暴れまくっていたがそのうち諦めておとなしくなった。

性格も荒くれでケンカっ早くてどうしようもなくてそのうえ体も弱いしほんとどうしようもないクソ犬。

心臓が悪いと聞いた時点でそう長生きはできないだろうなぁと思っていたけど結局13歳の今でもなんとか元気に生きている。
意外としぶとい(笑)
わからないものだなぁ~
最近は随分耳が遠くなったようで呼んでも反応がなかったり、、って元々そんなに反応するヤツでもなかったけど^^;
明らかに老化現象はすすんでいるもよう。

まぁ一応こんなやつでもできるだけ長生きしてほしいと思っている。
いくら全然なつかないからと言っても10年も一緒に暮らしたらやっぱり情が沸いてくるものだ。

悔やまれるのはやはり最初の1年間のこと。。
もっと早くに決断していれば・・・。
おばさんが入院したときに預かるという形でもうちにむりやり連れてきていたらな~とつくづく思う。
でも思い起こしてみると当時もう犬は飼わないと思っていたので(1代目のジョリィがいなくなったことで)
それは無理だったとしても、せめてちょくちょく会いに行っていれば・・・。
もうちょっと心を開いてくれただろうにな~。。
てか元の飼い主が飼育放棄していなければもっとましだっただろう。

犬の最初の1年というのは本当に大事なものなんだな、と今の千代を見ていて痛感する。

おかげでみねじを育てるにあたってかなり神経質になってしまった部分もある。
子犬時代の社会化がどれだけ重要なことか、、、

雑種だからかわいがれないとか??
保健所に連れて行こうとする人間の気がしれない。
とうてい理解できない。
雑種でも純血種でも命には変わりないのに。

こういう人間も不幸な犬も増やしてはならない!!

(道路にはみ出すアホ犬・・・写真)


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