春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『哀愁のみずうみ』

2019-04-25 23:54:46 | 日記
お久し振りです。しばらく遠出をしていて、ブログの更新ができませんでした。以前、S.リタルドの『哀愁のみずうみ』のご紹介をさせていただきましたが、今日はそのジャン・ブロドロミデスの音楽をご紹介します。

映画の内容がナチスドイツの時代を背景にしていることもあり、ウィーン風の格調高い音楽ですね。これと結構S.リタルドの音楽は、案外マッチしているのかもしれませんね。以下の写真がブロドロミデスのサントラです。




『ナイル殺人事件』DEATH ON THE NILE(1979)

2019-04-21 07:29:18 | 日記
監督=ジョン・ギラーミン
音楽=ニーノ・ロータ、アラン・マギー

出演=サイモン・マッコーキンデイル、ミア・ファロー、ジェーン・バーキン、ペティ・デイビス、オリヴィア・ハッセー、アンジェラ・ランズベリー、デヴィッド・ニーブン、ポカポカ

これも説明不要のアガサ・クリスティー原作の超大作ですね。これがおそらくイメージソングの先駆けで、アラン・マギー作曲サンディー・オニール歌ですが、ニーノ・ロータの壮大なナイル河が流れるようなサントラと違い、ずいぶんポップな仕上がりです。アレンジの感じからすると、作者は惣領泰則ではないかと思われます。

サンディー・オニールの実質的デビュー曲ですね。オリジナル・オープニング・テーマと記されていますが、日本で映画に挿入された時は、ラストシーンで流れていましたね。

https://youtu.be/fB0fAHuN688

ニーノ・ロータによるサントラ


『ロミオとジュリエット』ROMEO AND JULIET(1968)

2019-04-21 06:49:11 | 日記
監督=フランコ・ゼフィレッリ
音楽=ニーノ・ロータ

出演=オリヴィア・ハッセー、レナード・ホワイティング

ウィリアム・シェイクスピア原作のあまりにも有名な名画。今さら解説は必要ないですね。

これはニセトラというよりも、ニーノ・ロータのセルフカバー盤ですね。カルロ・サヴィーナ指揮ニーノ・ロータ・グランド・オーケストラによる演奏なので、なかなかいい演奏です。

B面はロベール・ベルナール・オーケストラによる、マーヴィン・ハムリッシュの名作『追憶』が
収録されていて、邦人演奏ながらもクオリティの高い演奏を聞かせてくれます。



『別れのスキャット』SCAT DE L‘AMOUR″

2019-04-19 22:24:01 | 日記
監督=イブ・ボワッセ
音楽=ミシェル・マーニュ、佐藤勝

出演=ルノー・ベルレー、ブルーノ・クレメル、ラファエル・カルラ、マリアンヌ・コルテル

北イタリアの大都会ミラノの郊外にある豪壮な邸宅に住む青年ダビッド(ベルレー)は孤独な毎日を酒でまぎらわせていた。誰とも会わず、口をきくことさえまれなのだ。父親の依頼でダビッドの心の病いを治すため訪れた医者のルカ(クレメル)は、まず自分の暗い過去を語ってきかせた。苦痛にあえぐ患者を安楽死させたことで殺人罪に問われ、刑に服したのだった。ダビッドがそのときポツリと言った・・・・「ぼくも女を殺した・・・・・」
一年前、ダビッドは、ミラノの街で知ったミニの似合う若い娘アルベルク(カルラ)と一日だけのデートを楽しんだが、その後、何かにひどくおびえて彼に助けを求めたのだが、ダビッドは冷たかった。そして彼女は自殺した・・・・・
ダビッドの話にルカは犯罪の匂いを鋭くかぎつけた。事件はアルベルタの友人リビア(コムテル)をまきこんで意外な方向へ発展していった。そして青春の傷跡に恋のいたみを感じながらも、ダビッドの慕情はふたたび燃え上がっていく・・・・・。

もともとの音楽はミシェル・マーニュが担当。そこに佐藤勝作曲の音楽を入れたのである。ミシェル・マーニュの音楽はあいにく聴いたことがないが、この佐藤勝の音楽は、ムードを醸し出していても、やはりどこか東京ロマンチカのよう。外国映画の音楽を佐藤勝は日本人で初めて作曲したと、レコードのライナーノーツにはあるが、もっと先に黛敏郎が『天地創造』で音楽をつけている。

ジャン=ピエール・アンドレ・オーケストラ版


ザ・ポップコーン・オーケストラ版



今、紹介したのは、いずれも佐藤勝の音楽です。

『名犬ウォン・トン・トン』WON TON TON (1978)

2019-04-18 02:38:59 | 日記
監督=マイケル・ウィナー
音楽=ニール・ヘフティ

出演=マデリン・カーン、ブルース・ダーン、アート・シルバーヌ、フィル・カーニー、テリー・カー、ロン・リーブマンドロシー・ムーア、ピーター・ローフォード、ビクター・マチュアー、ウォルター・ビジョン、他

 トーキーはハリウッドに音と正気をもたらしたと言われる。ということは、ひっくり返せばそれまでの無声映画時代が混乱を極めた狂気の時代だったということになる。これは狂乱のハリウッドを舞台に繰り広げられる名犬・ウォン・トン・トンの波乱に満ちた一代記。スターの座を獲得した一匹のワンちゃんに振り回され、欲に目の色を変えて右往左往する人間たちの喜劇模様が、なんとダイナミックなアクションの演出で当代随一の鬼才、マイケル・ウィナーの異色演出で描かれる。


 今回紹介するのは、ニセトラというよりカバー盤。日本公開当初はサントラがなかったため、このパサディナ・エキスプレスの演奏がサントラの代用品だった。関光夫さんの番組でもお馴染みであった。

その後、サントラがリリースされた。