監督=マイケル・ウィナー
音楽=ニール・ヘフティ
出演=マデリン・カーン、ブルース・ダーン、アート・シルバーヌ、フィル・カーニー、テリー・カー、ロン・リーブマンドロシー・ムーア、ピーター・ローフォード、ビクター・マチュアー、ウォルター・ビジョン、他
トーキーはハリウッドに音と正気をもたらしたと言われる。ということは、ひっくり返せばそれまでの無声映画時代が混乱を極めた狂気の時代だったということになる。これは狂乱のハリウッドを舞台に繰り広げられる名犬・ウォン・トン・トンの波乱に満ちた一代記。スターの座を獲得した一匹のワンちゃんに振り回され、欲に目の色を変えて右往左往する人間たちの喜劇模様が、なんとダイナミックなアクションの演出で当代随一の鬼才、マイケル・ウィナーの異色演出で描かれる。
今回紹介するのは、ニセトラというよりカバー盤。日本公開当初はサントラがなかったため、このパサディナ・エキスプレスの演奏がサントラの代用品だった。関光夫さんの番組でもお馴染みであった。
その後、サントラがリリースされた。
より今風とも言えるかもです。
動物ものの当時の映画では、犬の鳴き声がサンプリングされた「イッツ・ショータイム」のEP持ってます、こちらも楽しい曲ですw