春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『ロビンとマリアン』ROBIN AND MARIAN (1976)

2019-04-10 21:13:35 | 日記
監督=リチャード・レスター
音楽=ジョン・バリー

出演=オードリー・ヘップバーン、ショーン・コネリー

 シャーウッドの森のロビン・フッドとマリアン姫の物その後ロビンは十字軍に参加し、ひとりになってしまったマリアンは修道院へ。そして映画は18年後の再会ぶりを描いている。ロビンに会ったマリアンは、いともドライに修道服を脱いでしまい、よりそうように後にしたがう。でもロビンは男、やっぱり戦うことが好きだ。ラストは映画を見てのお楽しみ。ロビン・フッドが優しくマリアンをつつむ。リチャード・レスター監督のアイディアは抜群だ。音楽はジョン・バリーがクラシカルななかに、モダンなセンスのスコアーを書いている。

 これは公開当時はサントラが出ていなかったので、その代用として愛聴されたクリス・カーペンター楽団の演奏。フィリップスでは、ジョニー・グレゴリーやミシェル・クレマンの後輩格か。ロンドンレコーディングと記されているが、邦人楽団の演奏。

 クリス・カーペンターの略歴と顔写真があるが、このヒゲのオッサンは何者か。フィリップスお得意のイメージ写真術であるが、これはこれでなかなか味のある演奏である。

『ロビンとマリアン』オリジナル・サウンドトラック





『新・明日に向かって撃て!』Butch And Sundance:The Early Days(1979)

2019-04-10 19:24:21 | 日記
監督=リチャード・レスター
音楽=パトリック・ウィリアムズ

出演=ウィリアム・カット、トム・ベレンジャー、ジル・アイケンベリー、ポール・ブランケット、他 

解説=西部劇というより青春映画の不滅の名画となり、興行的にも大ヒットしアカデミー賞を四部門受賞した『明日に向かって撃て!』は、いまもヤングに熱烈に支持されている、名作中の名作である。
 無法の世界に男の友情で結ばれたヒーロー、ブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドが、オーストラリアへの逃亡の夢をみながらボリビアで若い生命を散らした鮮烈なラスト・シーンはいまもあざやかに蘇える。
 この永遠のヒーローの描き切れなかった若き日を、なんとしても映画にしたかったというのが、『明日に向かって撃て!』でアカデミー脚本賞を獲得したウィリアム・ゴールドマンの夢であった。それがついに実現した。

 音楽を担当したのはパトリック・ウィリアムズ。演奏はインターナショナル・フィルハーモニック・オーケストラ。
 オリジナル・サウンドトラック・スコアー盤とあるように、サントラ盤ではないが、オリジナル音楽に実によく再現されている。
 この人の音楽といえば、『ヤング・ゼネレーション』があるが、これもこのオーケストラが演奏している。邦人演奏とはいえ、実によくできたアルバムである。

『新・明日に向かって撃て!』