今日のご紹介は、レアトラです
『雪物語』
監督=ジェリー・オハラ
音楽=ケネス・V・ジョーンズ
出演=スーザン・ベンハリゴン、ケアー・グレー
たけだけしいブリザードの夜、名門の美しい娘ヘレンは、車でたち往生している所を、青年ドミニクに救われる
たけだけしいブリザードの夜、名門の美しい娘ヘレンは、車でたち往生している所を、青年ドミニクに救われる
彼はカー・レース中に事故を起こして、不治の傷を負い、傷心のあまり、この原野の一軒家に住んでいた
こうして、ふたりが一つ屋根に住む内にいつしかふたりの間には、雪の白さのような、純粋な愛が育ち。結晶してゆくのだった・・・・・
音楽はケネス・V・ジョーンズ
雪がこんこんと降る情景を、サウンドにしている
オックスフォード大学で音楽を勉強し、王立音楽大学の教授で、指揮者でもある
そして、自らウインブルドン・オーケストラを作った
担当した映画音楽は、"The Distant Trumpt" "See-wife" "Maroc7"などがあり、この作品が72本目にあたる
フル・オーケストレーションのテーマ曲は、何度も起用されていて、それがいかにもヘレンのドミニクに対する感情のように、清くそれでいて激しく感じられる
『雪物語』メイン・テーマとエンディング・テーマ
映画のオープニング
いかがでしたかな?
また、いいのを探して来ますね
バイバーイ✌️
改めて聴いてみると、雪の局面あれこれだけではない曲ですねコレ。
音楽だけ聴くと「自然科学系のドキュメンタリーで、冬が終わって春になる。または、ドローンで山の上からの眺望がひらける」くらいの場面に合っているように思われます。これは偶然ではないらしく、「どうやら冬→春」感ないし「眺望がひらける」感のようなものをストーリーの進行と結び付けて、つまりはかなり狙って作曲したもののようようです。実際、映画のエンディングではまさしくそんな感じで流れていましたので。