ベルナール・アルカディオ/レイト・イヴニング![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/96/cc3f018e9aeccfe9444be88380d3c3a2.jpg?1577651797)
ベルナール・アルカディオは、元ポール・モーリア・グランド・オーケストラのピアニスト![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/57/b6370837d0a22460d6377c9486fa919f.jpg?1577652175)
シンセサイザーを大幅に施してはあるが、ストリングスも濃厚で、リズム・セクションも小気味良い![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/01/8c0595e3121837c184d34edce6780681.jpg?1577652733)
この時期、ウィンダム・ヒルを初めとしたニューエイジ・ミュージックが台頭する中、新たなイージーリスニングのブームも現れた時期であった
「フォレスト」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/96/cc3f018e9aeccfe9444be88380d3c3a2.jpg?1577651797)
ベルナール・アルカディオは、元ポール・モーリア・グランド・オーケストラのピアニスト
1986年に、ファースト・アルバム『ブルー・ドルフィン』でデビュー
このアルバム・タイトルからおわかりと思うが、『ブルー・ドルフィン』は、スティーヴン・シュラックスの同曲をカバーした曲
ベルナール・アルカディオ風に、大幅なアレンジを施してある
『ブルー・ドルフィン』のカバーといえば、これまで私の知っている限りでは、ファーウスト・パペッティーのサックスによるものだが、こちらは比較的スティーヴン・シュラックスのヴァージョンに忠実であった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/57/b6370837d0a22460d6377c9486fa919f.jpg?1577652175)
シンセサイザーを大幅に施してはあるが、ストリングスも濃厚で、リズム・セクションも小気味良い
そこにベルナール・アルカディオのピアノが入る、なかなか
私には好みの演奏を聴かせてくれる
全般的に暗さのない演奏である
しかし、この人のアルバムは、この二枚程度しかなく、他は『マンハッタン・ドリーム』という、オムニバス・アルバムに、他のクラウンのメルダック・レーベルのアーティスに比べて、申し訳程度に収録されているだけで、しかもこのオムニバス・アルバムは、ほとんどアコースティック・クラブの曲ばかりで、ベルナール・アルカディオの曲は、ポール・モーリア作曲の「夏服を着た女たち」と「ニューヨークへようこそ」「ニューヨークは闇につつまれて」の僅かに三曲のみで、他のアコースティック・クラブやニューヨーク・ストリング・クアルテットに比べて、曲数がとても少ない
何とも不遇な扱いである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/01/8c0595e3121837c184d34edce6780681.jpg?1577652733)
この時期、ウィンダム・ヒルを初めとしたニューエイジ・ミュージックが台頭する中、新たなイージーリスニングのブームも現れた時期であった
未だに根強い人気を誇るアンドレ・ギャニオンが、やはりデビューを飾った(マイケル・ダグラス主演の『ランニング』の音楽を担当しているので、既に知ってる人は多かったが)
日本から倉本裕基や中村由利子といった、「ジェットストリーム」でお馴染みのピアニストが続々と出てきたのも、やはりこの年であった
海外では、イエスのキーボーディストでもあったが、その後のソロ活の方が目覚ましいリック・ウェイクマンも、ランドスケープ・レーベルからピアノ・ソロでニユーエイジに参加
ウィンダム・ヒルのほか、クリスチャン・レーベルのメドウラーク・レーベルなど、これまで聞いたことのないレーベルが誕生していた
また、再びペンギン・カフェ・オーケストラやスウィート・ピープルが再リリースされたり、この種の音楽が大好きな、私のような輩を大いに喜ばせてくれた
あまりにも多くのアーティストが台頭し過ぎたためか、ベルナール・アルカディオは、今一つ埋もれた存在となってしまった
現在、ベルナール・アルカディオ氏とは、Facebookで友達として繋がっているが、何故か現在の職業は「自営業」となっている
しかし、音楽家を辞めてしまったわけではないようで、私は胸を撫で下ろしている
YouTubeをまさぐったが、この人の曲は、極端に少ない
ひょっとしたら、ボルナさんが見つけて、再紹介していただけるかもしれないが、私はスマホでこのブログを続けているため、パソコンを持たない私は、なかなか限度があって、ジレンマを感じている
では、ベルナール・アルカディオの見つけた曲をご紹介します
「オーバージョイ」
「オーバージョイ」
「フォレスト」
「モーニング」
「波」ベルナール・アルカディオ&ヘクター・デザイアー
意外にありますね YouTubeはさすが
しかし、「オーバージョイ」のみスティービー・ワンダーの曲で、あとはかなりマイナーというか、ホント、ニッチな曲ばかりです
『ブルー・ドルフィン』をお聴かせしたかったが、ない!
代わりにファウスト・パペッティーのカバーで絞めましょう
と、思いましたが、ファウスト・パペッティーの『ブルー・ドルフィン』が見つからなく、こちらのジルなんとかとかいう
ヴァージョンがあったので、これを!
こんなのもありますね
ジョニー・デイズ・オーケストラ
この位ですな
ありがとうございました!