春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『明日の壁をぶち破れ』The Lagenda of Billy Jsck(1971アメリカ)

2019-05-25 13:03:58 | 日記
監督=T・C・フランク
音楽=マンデル・ロー

出演=トム・ローソン、ジーン・ロバーツ、ドロレス・テーラー、クラーク・ホクット、テレサ・クリスティナ

アリゾナの広大な原野を舞台に、白人とインディアンの混血青年が、白人たちによって作られた古い部厚い体制の壁を次々にぶち壊していくすがたが、ときに爽快に、ときに凄絶に描き抜かれた作品。

このブログはニセトラのブログではありますが、別にニセトラに特化したブログではないので、時折こうした珍しげなホントラも取り上げていきます。じゃないと、ネタが持たない!
音楽はマンデル・ロー。主題歌を歌うのはコーブン(COVEN)というバンド。サントラ以前にカナダのオリジナル・キャストというグループの歌で大ヒットしたそうな。
コーブン「天使の兵隊」
https://youtu.be/tPNDBEuKCdY
オリジナル・キャスト「天使の兵隊」

『抵抗の詩』A Bloody Tale(1969ユーゴスラビア)

2019-05-25 11:50:32 | 日記

監督=トーリー・ヤンコヴィッチ
音楽=ヴォイスラヴ・コスティッチ

出演=ソリカ・ミロパノビッチ、ミラ・ストピカ、リュビジャ・ヨバノビッチ、リューバ・タディッチ、ミナ・アレクセッチ、バタ・ジボイノビッチ

1941年、第二次大戦最中のユーゴスラビア。ドイツ軍占領下の町の十数名の子供たちが、靴みがき等をして生きている。だが、パルチザンの抵抗によって苦戦を強いられるドイツ軍は、ユーゴ人というだけで、その子供たちに銃を向ける。子供たちのユーモアや夢も混じえているが、ノンフィクションの悲劇。

出演している子供たちは、殆んど無名の子供たちである。

音楽はヴォイスラヴ・コスティッチというユーゴスラビアの作曲家だが、日本でフイリップスからサントラ盤として出ているのは、佐藤勝が書いた曲で、岡本喜八監督の『肉弾』と殆んど同じメロディー。そこに子供たちの笑い声やセリフが入っている。このシングル盤は、ミシェル・クレマン楽団のジョン・ウィリアムズ作曲の『哀愁のストックホルム』とのカップリング。こちらのサントラはオルネラ・ヴァノーニの歌だが、日本のミシェル・クレマン楽団は、なかなかいい演奏を聴かせてくれる。『抵抗の詩』をYouTubeで懸命に探したがないので、カップリングされているミシェル・クレマン楽団演奏の『哀愁のストックホルム』の方をご紹介する。ここに来て、ミシェル・クレマン楽団は、初めて登場しましたね。

『哀愁のストックホルム』ミシェル・クレマン楽団
https://youtu.be/wh0EnceBCRo
『抵抗の詩』オリジナル・サウンドトラック

『リトル・モー』Little Mo(1978アメリカ)

2019-05-25 09:33:50 | 日記

監督=ダン・ホーラー
音楽=ビリー・メイ、テリー・フィードラー

出演=グリニス・オコナー、マイケル・ラーニッド、アン・バクスター、クロード・エイキンス、アン・フランシス、レスリー・ニールセン

1955年に女子最初のグランドスラム達成者になったが、落馬事故により早く現役引退し、癌で亡くなったテニス選手モーリーン・コノリー(1934年ー1969年)をモデルにした作品。天才少女テニスプレーヤーとして注目を浴び、モーリーンの成長と葛藤を描く。もともとはTVシリーズを編集して作られた映画である。

音楽はビリー・メイと日本公開版のみテリー・フィードラー。そして、歌はキャロル・スティーブンスとEVE。この俳優のテリー・サバラスとボストン・ポップスのアーサー・フィードラーをミックスした邦人作曲家、確かな証拠はないが、惣領泰則ではないかという説があり(実際にというユニットもしており、奥さんの惣領智子を駆り出したアルバムを幾つも手掛けているし、作詞がビル・クラッチフィールド)、歌っているのは、流暢な英語で歌えるしばたはつみではないかと言われているが、とにかく証拠はない。しかし、ビリー・メイの劇伴というと、『グリーン・ホーネット』を思い浮かべるが、まつたくオーソドックスな昔の映画音楽。ニセトラであることは確かなのだが、真実を追及したくなるようなニセトラのひとつですなあ。

キャロル・スティーブンスとEVE
『リトル・モー』
『リトル・モー』ビリー・メイの劇伴