監督=ロバート・レッドフォード
音楽=マーヴィン・ハムリッシュ
出演=ドナルド・サザーランド、メリー・タイラー・ムーア、ティモシー・ハットン
ロバート・レッドフォードが初演出で、アカデミー最優秀監督賞に輝いた作品。
平凡だが、平穏な日常生活を送っていた家族4人の家庭に、長男の事故死、続いて次男の自殺未遂という事件が起きる。この出来事を契機にして、愛情と信頼によって固く結ばれていたはずの一家が、激しく揺り動かされる。目に見えない緊張が家の中を支配し、3人がそれぞれの苦悩をかかえて、噛み合わない歯車のようになったお互いの関係に直面する・・・・。
音楽はマーヴィン・ハムリッシュ。ヨハン・パッヘルベル作曲の「カノン・イン・D」を効果的に使用している。
実はこれをこのブログに使っていいのか迷ったのだが、マーヴィン・ハムリッシュとクレジットされている以上は、ひょっとしたら使う予定の演奏で、使わなかったのかも知れないと思い、躊躇していた。映画の中ではジャン=フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団の演奏だが、幾ら映画の中では登場しないといえど、まだニセトラっぽくないからだ。
こちらはシングルカットされたハムリッシュの演奏。
そして、これが映画に出てくるパイヤール室内管弦楽団の演奏。
何故一方がハムリッシュで一方がパイヤールなのかがわからん。