春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『巨像の大陸』The African Elephant(1972年アメリカ)

2019-05-02 07:18:10 | 日記
監督=サイモン・トレバー
音楽=ローレンス・ローゼンタール

地上最大の動物アフリカ象の知らざれる生態を追って、広大な東アフリカのケニア、ウガンダ、タンザニアの3か国にまたがる大草原(サバンナ)に長期ロケを敢行、厳しい生存競争の中に自然と見事なバランスを保つ野生の世界のスリリングな素晴らしさを、あます所なくとらえた感動の長編ドキュメンタリー。

音楽は『奇跡の人』『危険な旅路』『サウスダコタの闘い』のローレンス・ローゼンタール。ここに紹介するドーナツ盤は、何と国内覆面楽団の演奏では最もショボい演奏で定評(?)のあるアンサンブル・プチとスクリーン・ランド・オーケストラ。でも、この楽団、時折「ジェットストリーム」の私のレコードアルバムでも紹介されて、意外と侮れないのですよ。アンサンブル・プチとしては数少ないドーナツ盤の一つです。両面とも『巨像の大陸』で、A面がオーケストラ、B面がコーラス。このレコードは日本ではこれしかないので、結構貴重です。アンサンブル・プチでは珍しい3分以上の演奏。B面のコーラスは凡そ三人程度の男性ボーカルとコーラス。英語で歌っていますが、モロに日本人が歌っているのが、丸分かりです。アンサンブル・プチとスクリーン・ランド・オーケストラでドーナツ盤が出ているのは、他に『続・エマニエル夫人』(セリフ入り)と『卒業試験』あたりで、どちらもなかなかいい演奏を聴かせてくれます。
そういえば、アンサンブル・プチやスタンリー・マックスフィールドといった楽団のLPは、
よくボーナス時にたくさんリリースして売り出されましたなあ。なお、コーラスの作詞はアランとマリリン・バーグマン夫妻。