
監督=ダン・ホーラー
音楽=ビリー・メイ、テリー・フィードラー
出演=グリニス・オコナー、マイケル・ラーニッド、アン・バクスター、クロード・エイキンス、アン・フランシス、レスリー・ニールセン
1955年に女子最初のグランドスラム達成者になったが、落馬事故により早く現役引退し、癌で亡くなったテニス選手モーリーン・コノリー(1934年ー1969年)をモデルにした作品。天才少女テニスプレーヤーとして注目を浴び、モーリーンの成長と葛藤を描く。もともとはTVシリーズを編集して作られた映画である。
音楽はビリー・メイと日本公開版のみテリー・フィードラー。そして、歌はキャロル・スティーブンスとEVE。この俳優のテリー・サバラスとボストン・ポップスのアーサー・フィードラーをミックスした邦人作曲家、確かな証拠はないが、惣領泰則ではないかという説があり(実際にというユニットもしており、奥さんの惣領智子を駆り出したアルバムを幾つも手掛けているし、作詞がビル・クラッチフィールド)、歌っているのは、流暢な英語で歌えるしばたはつみではないかと言われているが、とにかく証拠はない。しかし、ビリー・メイの劇伴というと、『グリーン・ホーネット』を思い浮かべるが、まつたくオーソドックスな昔の映画音楽。ニセトラであることは確かなのだが、真実を追及したくなるようなニセトラのひとつですなあ。
キャロル・スティーブンスとEVE
『リトル・モー』
『リトル・モー』ビリー・メイの劇伴
劇伴の方はオーソドックスでなかなか聞かせますね。テーマの方は不思議とイギリス風の香りもあって、そこも愉しい気がします。