非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

タワー上の短縮バーチカル

2017-01-14 21:43:28 | 日記

先日の帰省でちょっとだけタワーの上に短縮バーチカルを上げてみました。

全長2メートルで途中にローディングコイル、そしててっぺんにはキャパシティーハット。

ATUで同調を取りました。

さすがに短すぎて1.9では同調できず。

同調できても3.5~14メガではエレメントが短すぎて送受信とも芳しくないです。

まあ当然の結果でしょうか・・・・・

18とか21はそこそこDXも聞こえ、飛んで行きました。

色々と思惑があって建てたミニタワーですが、どうもうまく行かない感じ。

この1年ちょっとで、調整などで往復した交通費等々を考えますと四、五十万円の出費になっています。

毎回、数日の期間で中途半端で帰宅してはまた数か月後に帰省と言う感じで、効率極めて悪しでしょうか。

あと数回トライしてみてあまり良い結果が出ないようでしたら、完敗宣言ということで抜柱することにしました。

正確にはXYLから『アンテナはバーッと手を広げるように上げないと電波掴めないんじゃないの?』との一言。。。

そのとおりなのですが、チャレンジもしたいんですね(笑)

抜柱後は建柱場所を敷地内で移動させて、出来れば低めのクランクアップ(15mH前後)に垂直系をと考えています。

建柱場所は既に決定しましたので、あとは今のタワーで数回のリトライの後、結論を出すこととします。


キャパシティーハットの取り付け方法はこんな感じでやっています

2017-01-07 11:21:49 | キャパシティハット

器用ではないので恥ずかしいのですが、基本的にこのような感じでやっています。

今回の大型ハットが取付くエレメント先端部分です。

先日書きましたようにそこそこ肉厚で外径は19mmです。(エレメント根元部分は25mm径)

これにまずは切れ込みを入れます。

最初に金鋸で少し切り込んでいくのですが、こんな感じです。

上の写真では二か所ですが、最終的には四か所ですね(ハットの十字部分の受け手になりますので)

で、ハットの針金が収まるように少しずつ広げていくのですが、下の写真のような丸型のやすりではなく角型や平型を使う事をお勧めします。

何故かと言うと、丸型でやると切れ込みの形がおのずと不整形になっていきますので・・・・

で、最終的に四か所の切れ込みが出来たらこんな感じになります。

最初はきれいに切れ込んでいたのにもかかわらず、丸型のやすりなんかを使ったものですからこんなにきたなくなってしまいました(笑)

まあ、芸術作品でもないのでよしとしましょう。

ここまでが下準備といった感じです。

このままでも導通は確保できるのですが、こういう中途半端な接触はろくな事が起こりません。

上の写真の穴の部分は最終的にはバスコークで防水しますので、この部分での導通には期待していません。

エレメントとハットの導通は次のような方法をとります。

薄い銅板と、銅線。

下の写真はとりあえず掲載用に急いで準備したため超適当ハンダ付けですが、こんな感じで銅板と銅線を合体。

で、上の写真の銅線を曲げた部分を、ハットに引っ掛けて、引っ掛けた部分もハンダ付けします。

上の写真では時間の都合上、引っ掛けたままです。

そして最終的にはこれが四つ出来上がります。

この銅板をエレメントのパイプにしっかり引っ付けて、周りを細めの銅線でグルグル巻きにして

防水テープなりバスコークで被膜して終了!

銅板の表側にコーティングや防水・防錆処理をしても、銅板裏側とエレメントはしっかり導通が確保できます。

キャパシティーハットを何度も作ってきましたが、エレメントとの接続は重要だと思います。

また、このようにすれば切れ込み部分などの効果もあって、大概のことがあっても脱落することなないと思います。

 

今から明日の昼まで仕事に出ますが、帰宅後、そのままXYLと揃ってタワーの建っている実家に車で帰省します。

うまく行けばこの機会にタワー接地でのATUの挙動をチェックできそうですが、基本は連日飲みモード(^^)


タワー上へのアンテナ設置(リベンジ編②)

2017-01-04 17:08:22 | タワー建設

あっという間に正月の5日ですが、本年も宜しくお願いします。

タワーへの簡単なエレメント設置ですが、方針を変更しました。

エレメントを短くしようと思います。

 

理由はメンテナンスの問題からです。

現住家屋ですが自分自身はたまにしか戻りませんので、アンテナが傾いたとかエレメントが折れたとかに即対応できません。

今のアパマン環境のような冬場の毎日のような異様な強風までは行きませんが、

実家は鹿島灘の海岸線から直線1キロちょっとの海抜50メートルの台地にあります。

タワー上から太平洋が一望できますし、海鳴りも普通に聞こえますのでロケーションは良い反面、環境は厳しいのです。

 

エレメントは物理長で約3mに抑えて、トップには大型のキャパシティーハット、エレメントセンターにローディングコイル。

こんな感じでコンパクトにまとめて、風への耐性を向上させようかと思います。

ローディングコイルは本当は入れたくはないのですが、エレメント長が短い分、仕方なく入れる感じです。

ATU内部のコイルを出来るだけ使わずに、エレメントにローディングコイルを入れるのがFBという話も耳にしますが、

今まで長年、ATUのお世話になってきて色々な実験モドキをした経験では、BFだったことがとても多いです。

コイルを入れれば多かれ少なかれロスがあると思いますが、私の場合は毎回、大きなロスを体感してきました。

 

まあ今回も、ハットも適当に作りましたので、コイルも適当です。

考える過程よりも私の場合は、実際に通信する過程の方が楽しいですし、私のレベルでは考えることも出来ません(笑)

とりあえず直径とコイル長は概ね合わせるということと、スペース巻で比較的口径の大きいものを巻こうと思います。

 

で、今後、もし実家近くやその方面に転勤したら、もう少し大きなエレメントに変えて行こうかと。