非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

LPF撤去

2016-03-07 14:23:24 | ノイズ対策

今まで大型のLPFをリグ直下に入れていましたが、数日前に撤去しました。

目的はロス軽減です。

0.3dBほどのロスがありそうなので、パワーを節約しようというちっぽけな考えです。

まあ、かわいいレベルのロスですから気持ちの問題ですね。

 

ただ、ひとつ気になっていたのが送信するとLPF本体(筐体)が振動するということ。

手をかざすと”ぶーん”という感じではっきりと伝わってきます。

法外なパワーを出している訳では無いのですが、あまり気持ちの良いものではありません。

熱くなったりはしないのですが。

無線機にはちゃんとしたLPFが入っているので、外付けは一旦取り外すことにしました。

 

微々たるパワー獲得とは別に面白いことがありました。

コモンモード電流が減るんです。

同軸全区間で測定はしておりませんが、リグから1メートルくらいの定点比較。

結果は次のような感じです。

 

すべて200W出力で測定

(値は「LPFあり→なし」の順です)

7MHz(4.0mA→2.4mA)

10MHz(3.6mA→2.1mA)

14MHz(4.8mA→2.5mA)

18MHz(4.4mA→0.8mA)

21MHz(3.2mA→2.4mA)

 

全般的に良い方向に推移しています。

なかなか奥が深いです。

 

今月末以降に同軸ケーブルの定期的な交換をしますので、その際にクランプコアを30個ほど追加します。

これで給電点からリグまで隙間無くクランプコアでシールドされることになります。

何でそこまでやる必要があるの?と笑われているとは思いますが、ここまでやったからには最後までやって

みないと..........気になります。

でも、最近になって知ったのですが、ヨーロッパの業務用無線局では同軸へのクランプコアシールドを適用

しているところもそれなりの数あるそうです。

考えることは似ていますね(^^)

 


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