


静岡県松崎町。なまこ壁の町として近年は有名になった。
なまこ壁とは、「壁面に平瓦を並べて貼り、瓦の目地(継ぎ目)に漆喰をかまぼこ型に盛り付けて塗る工法。
その目地がナマコに似ていることから呼ばれた。」(Wikipedia)というもので、防火防水の効果があるそうだ。
歩いてみると、確かに風情がある。以前はもっと多くのなまこ壁があったと思われるが、維持は大変そうだ。
ここで、ひとつ。子供の頃、松崎にはよく行った。知り合いもいた。
その当時、なまこ壁は古くさいものと捉えられ、コンクリートに移行していった時代だった。
でも結果的に、なまこ壁が残ったことで、松崎は客を呼べる町になった。(温泉もありますが・・・)
現在、僕が移り住んできた秋田県では、歴史ある古い建物をどんどん壊し、没個性的な新しい建物が造られている。
久しぶりに松崎に行って、複雑な気分を味わっている。
EOS5D MarkⅡ / EF24-105 F4L
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