日向ぼっこ

通りに面した入り口は、引き戸式のサッシとなっていた。かつては何かの店だったようで、間口はとても広い。そのサッシ戸のすぐ内側に一人掛けのソファが置かれている。家のお婆ちゃんが天気の良い日はここに座って日を浴びるのだろうか。いや、そこには猫がいた。これは贅沢な猫用日向ぼっこスペースなのだ。

追伸：確か６千円くらいで買ったロシア製レンズ。第二次世界大戦前に設計されたツァイスのゾナーのコピーレンズだ。常用するものではないが、たまに使いたくなる。今回のシチュエーションでは実力を発揮できなかった。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / JUPITER-8 50mm F2.0

今日も白龍には行列が出来ていた

盛岡名物「じゃじゃ麺」。これを初めて食べたのは京都の会社に勤務していた頃だ。出張で行った盛岡で「ここは有名だから」といって連れて行ってもらった。それがこの「白龍（ぱいろん）」だ。その当時は、正直「なんじゃこりゃ？」という感想を持った。東北に住み、盛岡に何度も行くようになると、もう一度チャレンジしたくなった。でも「白龍」はいつも混んでいて、入店できない。仕方なく他の店で食べると、やはりそんなに美味しくない。ところが数年前に奇跡的に「白龍」に並ばずに入店できた。確かにチェーンの店の「じゃじゃ麺」とは物が違った。やっと僕も「じゃじゃ麺」が分かる男になった。

でもそれ以降、いつ行っても行列で入店できない。今回もこの列を見て諦めた。このくらい並べよと首都圏の方は思うかもしれない。田舎ではこれは限度オーバーなのだ。


LEICA M MONOCHROME(CCD) / SUMMICRON M35mm ASPH