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行きたい所、したい事が一杯あります。
今日出来る事は今日しよう。

ノイエ・ピナコテーク (新絵画館)

2010年07月02日 | 芸術に触れる
     アルテ・ピナコテーク Alte Pinakothek(旧絵画館)の向かい側にノイエ・ピナコテーク Neue Pinakothek(新絵画館)があります。


     

          ゴッホの作品が3点。 12作品の「ひまわり」の1点がここにあります。

          


     唯一花瓶にサインのある作品です。






     スイスを愛したジョヴァンニ・セガンティーニ Giovanni Segantini の作品もありました。

             澄み切ったスイスアルプスの陽光が人と馬を生き生き表現しています。



  


               クリムトらしい「サイン」です。

          

ラファエロの逸品

2010年07月01日 | 芸術に触れる

アルテ・ピナコテークにはラファエロ Raffaello Santi に陶酔したルートヴィヒ1世が買い集めた3点があります。




       


              1513~1514年頃 「垂幕の聖母」

              



                   「テンピの聖母」1507年

                   

ラファエロらしい軟らかい表現の母子愛を見ることができます。





レオナルド・ダ・ヴィンチの「聖母子」 1473年頃       背景の景色の青い山と聖母の衣が同じ青色が印象深いです。

  

美術館の楽しい部分

2010年06月28日 | 芸術に触れる
ミュンヘンにある「アルテ・ピナコテーク」(旧絵画館)で見つけた、楽しい事:


               模写画家に会いました、絵の全体を模写するのでなくて、

                                 一部分を円形の板に描いていました

  


                                              




     左は17世紀初期に描かれたヴェネチアの風景です。

               今、この周りはホテル、レストラン、お店がひしめいています。 でも、300年前と変わらない景色です

                                                    右は去年私が撮った写真です。


  


                                           




ルイ15世の公妾であった「ポンパドゥール夫人」です。 フランソワ・ブーシェ作(1756年)

             これ以上贅沢なドレスはない、と思えるような豪華に気品高く描いています。


               


          このサンダルは今の時代にも流行りそう



                                           




          B.E.ムリーリョ(1618-1682)はスペインの画家です。

                 孫の毛じらみを取る女性の足元で犬と遊ぶ少年。

                        ムリーリョは貧しい子供を愛情豊かに描いています。  私の好きな画家です


          



美術館の様子

2009年12月26日 | 芸術に触れる
                ピーテル・パウル・ルーベンス (1577-1640)

     ここウィーン美術史美術館にも多くのルーベンス作品があります。

          ルーベンスのエンジェルはとってもムチムチで可愛らしさが満点です。





       


           


                   



            18世紀に描かれた「シェーンブルン宮殿」は今も変わらない。

          




   スペインの宮廷画家、ディエゴ・ベラスケス(1599-1660)の作品です。

          スペイン国王、フェリペ4世の娘マルガリータ王女の肖像画です。


         「薔薇色のドレスのマルガリータ」3歳 (1654) 

         3歳の頃の顔の方が父親のフェリペ4世に似ていますね。      「青いドレスのマルガリータ」8歳 (1659)

 



    
                    模写画家は仕事中です。  

       




            ここはエジプト展示室の入り口です。 石棺や木棺があります。

            









       このウィーン美術館の好きなところは展示室に大きなソファが沢山あります。
          
               足がクタクタになるので、ゆっくり座って鑑賞できます。

       


              入口の天井画を逆さにしました。 中央に吸い込まれるような構図です。  

              

アイーダの愛

2009年12月23日 | 芸術に触れる

エジプト南方「ヌビア国の王女」であるアイーダを演じた濱田めぐみの踊りと歌に圧倒されました。

       一番感動した場面は戦いに負け、捕らえられたヌビアの捕虜達と歌うアイーダでした。

                あの細い体からどうしてあの声量が生まれるのでしょうか。


ヌビアは現在「アブシンベル神殿」のある場所です。 

       スーダン国境から北へ30キロあたりです。

              ヌビアの地を改めて思い浮かべています。

この当時、エジプトの首都はメンフィスでした。 


                   

くるみ割り人形

2009年12月22日 | 芸術に触れる
このバレエの公演チケットを9月13日に買いました。

     まだまだ、ずっと先だと思っていましたが「アッ」と言う間でしたね。

               7列目中央席で鑑賞しました。

12月ならではの演目です。

王子に変身したくるみ割り人形がクララをおとぎの国へ誘います。

          雪の女王の美しい踊り。

                    ネズミと戦う兵隊たちは可愛い

                           舞台演出は現代的で魅力あふれてます。

               



                 

          チャイコフスキーの音楽はクララと一緒に会場の私達を夢の世界へ連れて行ってくれました

アテネ:国立考古学博物館

2009年01月24日 | 芸術に触れる
                 < ここはぜひ訪れたい場所 >




   正面入り口:ネオ・クラシック様式の建物はザッピオンに似ています。



          

          紀元前5世紀頃の大理石の像が迎えてくれます。





   紀元前460年:青銅のポセイドン像は躍動感に溢れています。


 
       

       紀元前2世紀:大理石で造られたミロス島のポセイドン像





紀元前1世紀:アフロディーテ・パン・エロスの像です。
     イタズラなパンにサンダルを振り上げるアフロディーテ。



        

        チャーミングなアフロディーテの笑顔です。




紀元前16世紀:ミケーネ遺跡の墓地から発掘された黄金のマスク




       

眠れる森の美女

2009年01月11日 | 芸術に触れる
          < 久しぶりにバレエを観ました >




第一幕は美しい王宮のバラ園でオーロラ姫誕生の喜びに沸く夢のようなシーン。

王子にウラジーミル・マラーホフ
オーロラ姫にディアナ・ヴィシニョーワ
高岸直樹や上野水香など一流のソリストによる舞台です。

舞台装置はもちろん、豪華で華やかな衣装などを楽しみました。

白鳥の湖や12月にはくるみ割り人形も観たいなぁ~

アテネの柱と奈良の柱

2009年01月04日 | 芸術に触れる
                 < パルテノン神殿と法隆寺 >

     
          中部から上にかけて細くした、エンタシスの円柱です。




     法隆寺東伽藍廻廊の柱にも同じエンタシスがあります。
  これはシルクロードを経てギリシアから伝わったのです。



  遺跡を追って旅をすると、こんな発見があります。 胸がワクワクです。