緑の中に建物が点在して、大学らしい落ち着いた雰囲気が漂っていました。
クラーク像と新渡戸稲造像があります。
北海道開拓の人材を育成するため、札幌農学校が開設され、教頭として
米国から1876年にウイリアム・S・クラーク(1826-1886)が着任しました。
9ヶ月の滞在後、帰国に際し、「Boys, be ambitious」の言葉を残しました。
新渡戸稲造(1862-1933)は農学者で「太平洋のかけ橋になりたい」と米国に留学しました。
1900年に格調高い英語で書いた「武士道」が有名です。
五千円札の肖像にもなりましたね。
「ラスト・サムライ」の主役トム・クルーズはこの「武士道」を読んでサムライを演じました。 いぇ~
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2004年の台風で大きな被害を受け北海道大学ポプラ並木は現在再生中です。
この再生方法は北海道大学の基本理念の1つである「フロンティア精神」にあふれています。
根元から折れた19本のうちの2本を立てなおし、残りは並木のポプラの枝を土に埋め込み育てている若木を植える方法です。
北海道大学の歴史の1ページになる事は確かです。
もうひとつのクラーク像がありました、羊ヶ丘展望台です。
クラーク博士の来道100年を記念して1976年にこの像は建立されました。
「大志の誓い」をする事ができます。用紙を購入し、実現したい夢や希望を書き、
この像の台座のポストに投函します。 この用紙は永久保存され、十数年後またいつか
この展望台に来た時、投函の年月日と名前を言えば自分の書いた「大志」に再会できます。