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乙女の祈り

2017-11-25 20:10:55 | 社会保険労務士の日記
こんにちは。東京都の社会保険労務士の頼木優子です。

私は、時に週末の夕暮れ時、ピアノで「乙女の祈り」を弾くのですが、持病のそんなこんなでピアノをしばらく15年以上封印しておりましたら、今はこの曲の最初の約一小節分しか弾けず、そこを繰り返し弾くだけです。

この曲を弾いておりますと、曲名のような「乙女の祈り」なんて、なんて脆くせつないものなのかと、この年齢になってくると感じます。

▲女性は皆、初めはどんな方でも乙女であったろうと思いますし、自分は今でも自分を乙女と思いたいです。

私は歴史認識に疎い方ですが、特に過去に起こった戦争の前では「乙女の祈り」など、いかに砂塵のごとくたわいもないものだったかと思いを馳せると、一人感情的になって涙してしまうほどです。

この「乙女の祈り」の曲の作者や曲誕生の歴史や背景など、ほとんどが思い起こせませんが、今となっては弾けるところに、過去を懐かしみながら弾ける部分があり、音楽をこのように楽しめる今の世を、大変ありがたく思う次第です。

ただ、かつての歴史の不幸に伴う各国の歴史観の差をニュースで垣間見ると、それを心に秘め封印し時あるごとく涙を流しておられる方も今だかつ多くおられるのかなと思うと、

立場の違いながらそれを覆す更なる革新的な歴史観が、この世の中に巡り起こることを祈らずにいられません。

私が最終的に言いたいのは、行為者を憎むことよりも、戦争自体を憎むことが今の世に、より求められていることであり、また、本来そうあるべきだと思います。

戦争を二度と起こさない、起こしてはならない。また現在起こってしまっている紛争を、知恵を出し合って国際法の基、終息させることを尊ぶべきであり、

終息させ方も様々あり、そんな物事単純にはつとまらない、そんな単純さを世の中に求めること自体が、

やはり、愚かしいさ一杯の、さも馬鹿馬鹿しく響く、「乙女の祈り」なのでしょう。

以上、東京都の社労士「頼木優子(Yuko Yoriki)」でした。