日々の想いを

例え辛い日があろうとも 目の前のことをひたすらに坦々と。

病院ラジオ

2019-04-30 00:16:47 | Weblog

かつてボランティアの仲間でもあり、人生の先輩であった方達の

例年の年賀状の様子が変わり気にしていたが、知人に聞いたところ

転んで骨折をしたりして、物事への認知も怪しげになっているという。

お二人とも「このような歳の重ね方をしたい」と思える方々だったことから

私の心も落ち込みがちだった。

そんな時、NHK番組でサンドウィッチマンの、東京の子ども病院で、2日間ラジオ局を開設し

患者さんや家族の日ごろ言えない気持ちを、リクエスト曲とともに聞いていくというドキュメンタリーがあった。

ほとんどが生後間もなくから闘病を強いられた子供や家族だった。

自分の病気を恨むことなく、その現実を受け止め、時にはユーモアかと思えるような

健気な言葉が飛び出してくる。

その達観したような子ども達に、後期高齢者になるまで生きて来た私自身の悩みなど

とても敵わないと、涙と共に引き込まれていた。