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オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

キヤノンEXPO Tokyo2010に行ってきました。

2010年11月12日 21時08分11秒 | オーディオ
今日はキヤノンEXPO 2010に行ってきました。

キヤノンは「デジタル一眼」などで有名な会社ですが、映像表現技術を使った様々な事業に関心があるようで、今回の展示もそういったものが多かったです。

会場は品川のグランドプリンスホテル新高輪。
高級ホテルの1Fを全て貸し切っての展示会なので、普通に「音展」とかより大規模でした。さすがキヤノンの財力ですねww

●4K2Kいろいろ。。
フルHDの4倍の解像度に相当する、「4K2K」。写真でいう「800万画素」がヌルヌル動くわけですね。
そのプロジェクター映像などは見慣れたものですが、カメラ側の進化も進んでおり、一眼レフ+α程度のサイズの撮影機材がありました。
さらに、30インチの4K2K対応超高精細ディスプレーの展示がありました。ここまで緻密だと、もはや写真ですねww

●撮影技術
動画・静止画ともに、技術の最先端を見ることができました。
「6色カメラ」では、通常RGBでの3色での撮影を6色で行うことで、より高品位な色情報を得ることができるとか。これにより、美術品やアパレル系商品の高度な撮影が可能になるとしていました。ちなみに、この「6色」で撮影した動画は、簡単に「RGB」に変換できるので従来型ディスプレーでも効果が分かるそうです。
「1.2億画素」という超高精細なCMOSセンサーの展示もありました。サイズはAPS-Cサイズだったかな。普通の写真というより、部分拡大しても細かく映っているという事をアピールしていました。
「300mm×300mmセンサー」は、通常のフルサイズCMOSセンサーを切り出すウエハーを丸々一枚使い、可能な限りの最大サイズのセンサーを作っていました。この巨大なCMOSセンサーは、通常のフルサイズセンサーの400倍の高感度で、月夜の中であれば通常の動画撮影ができるとかw」

●その他
やはり流行の3Dは多くの展示がありました。あとは、画像認識技術を用いたバーチャルリアリティ、そしてその医療・ビジネス応用の提案が多かったですね。



オーディオビジュアルに興味を持っている者としては、「SED」の行方が気になるところですが、片隅にちょっと説明が描かれていた程度でしたww
キヤノンの動向としては、表示デバイスの根本を作るというより、その画像処理技術を応用して映像表現の総合会社を目指しているように感じました。

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