大分ご無沙汰になってしまいましたね。
最近は、新作に向けた実験で忙しく、
ついブログ更新がおろそかになってしまいました(汗
現在のオーディフィルのラインナップは、
超小型の「PR-10」(定価32,000円)と、
ブックシェルフ型の「PR-83Sol」(定価98,000円)です。
ただ、どちらも8cmフルレンジのため、
もっと低音再生に優れた2way機が欲しいと思っていました。
そこで、今回、
久々の2way機となる「PR-200」の開発に着手しました!
まずは、ざっくりとデザインコンセプトを描いていきます。
生活空間の中で使いやすく、
オーディオ機器としての魅力を感じる大きさで...
と、色々なことを考えながらデザインを重ねていきます。
使用するユニットは、「SB Acoustics」製としました。
スピーカー大国デンマークで設計し、生産はインドネシアで行うことで、
コストパフォーマンスが極めて優れることが特徴です。
ウーハー口径は15cm。
低域は40Hzまで伸びているので、バスドラムの重低音まで表現できるでしょう。
何よりも、強力な磁気回路と、美しいフレームが、音の良さを物語っています。
ツイーターは、26mm口径のソフトドーム型。
背面のチャンバーに一工夫されたモデルで、オーディフィルの特徴でもある
「優しく伸びやかな音」に最適なツイーターとしての選択です。
まずは、シミュレーションソフトを使用して、
箱容量が10~16Lという所でアタリをつけます。
そして、試作。
シミュレーションで追い込むのも良いですが、
音を丹念に聴きながら、設計を固めていくのがカノン5D流です。
試作機といっても、ただ作るだけでは面白くないので、
定在波防止のギミックを仕込んでみました。
詳細は省きますが、この構造が直方体のエンクロージュアの中に入ることで、
吸音材レスまで行かなくても、かなり定在波抑制(分散)に効果がありました。
そして、試作箱完成!
ツイーターのタイムアライメント調整もできる構造なので、
これからネットワークを煮詰めていく予定です。
また進捗があれば、こちらのブログで報告しますね!
最近は、新作に向けた実験で忙しく、
ついブログ更新がおろそかになってしまいました(汗
現在のオーディフィルのラインナップは、
超小型の「PR-10」(定価32,000円)と、
ブックシェルフ型の「PR-83Sol」(定価98,000円)です。
ただ、どちらも8cmフルレンジのため、
もっと低音再生に優れた2way機が欲しいと思っていました。
そこで、今回、
久々の2way機となる「PR-200」の開発に着手しました!
まずは、ざっくりとデザインコンセプトを描いていきます。
生活空間の中で使いやすく、
オーディオ機器としての魅力を感じる大きさで...
と、色々なことを考えながらデザインを重ねていきます。
使用するユニットは、「SB Acoustics」製としました。
スピーカー大国デンマークで設計し、生産はインドネシアで行うことで、
コストパフォーマンスが極めて優れることが特徴です。
ウーハー口径は15cm。
低域は40Hzまで伸びているので、バスドラムの重低音まで表現できるでしょう。
何よりも、強力な磁気回路と、美しいフレームが、音の良さを物語っています。
ツイーターは、26mm口径のソフトドーム型。
背面のチャンバーに一工夫されたモデルで、オーディフィルの特徴でもある
「優しく伸びやかな音」に最適なツイーターとしての選択です。
まずは、シミュレーションソフトを使用して、
箱容量が10~16Lという所でアタリをつけます。
そして、試作。
シミュレーションで追い込むのも良いですが、
音を丹念に聴きながら、設計を固めていくのがカノン5D流です。
試作機といっても、ただ作るだけでは面白くないので、
定在波防止のギミックを仕込んでみました。
詳細は省きますが、この構造が直方体のエンクロージュアの中に入ることで、
吸音材レスまで行かなくても、かなり定在波抑制(分散)に効果がありました。
そして、試作箱完成!
ツイーターのタイムアライメント調整もできる構造なので、
これからネットワークを煮詰めていく予定です。
また進捗があれば、こちらのブログで報告しますね!
コメントありがとうございます。
吸音材は、エンクロージュア内部の定在波を抑制する効果がありますが、その副作用として素材固有の音がのることがあります。音色にクセがつく、という感じでしょうか。
そのため、副作用の少ない吸音材を探したり、吸音材の使用量を減らしたり、と工夫をすることが多いですね。