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オーディフィル公式ブログ (趣味の小部屋)

スピーカー工房「オーディフィル(AudiFill)」の公式ブログ。
リアルで心地よい音の【ひのきスピーカー】を製作中。

測定とオーディオ/設計と現実

2020年08月01日 06時38分55秒 | ひのきスピーカー日誌
ひのきスピーカー日誌【0003回】

いよいよ夏の暑さがやってきましたね!

オーディフィルでは、次のプロジェクトに向けての準備を進めています...
形が出来てきたら、こちらのブログで紹介しますね。


(写真は、「秋のヘッドフォン祭2019」での展示の様子)



測定とオーディオ

測定は、スピーカー設計をするオーディフィルにとって、かなり重要なツールです。

一般的な周波数特性やインピーダンス特性のほか、
自作の測定信号を使った解析も進めています。

測定の良さは、耳で感じた違和感を視覚的に確認することができ、
対策が打ちやすくなることでしょうか。


測定で分かるのは、感覚的には半分ぐらいまで、だと思っています。
残り半分は「感性」との対峙。 測定では測れない領域も残っているのが現状でしょうか。

その半分までに到達するスピードを速めてくれるのが測定かな、と。


今後、もっと進化すれば、7~8割ぐらいまで測定でいけるような気がするのですが、
最終的な良し悪しを判断するのは、最終的な人間の耳だと思うんですよね。

測定を活用しつつ、偏重主義に陥ることなく。
スピーカー作りを進めていければと思っています。




設計と現実

頭の中で思い描いたり、
音響シミュレーションソフトで弾き出した結果が、「設計」なのですが、

これが実際に作るとなると、結構難しかったっりするんですよね(笑)

板で形が作れるか?
その板が組み立てられるか?
穴あけしたとき、残った部材の強度はどうか?
など。

さらには、オーディフィルであれば、
製作コスト(価格)と音質は見合っているか?
という問題も出てきます。

簡単かと思いきや、意外と難航してしまったりと、
形になるスピーカーは、なかなか多くないのが現実です。


アイディアは多く。
それを具現化する技術、手段を強化。

そうやって、少しづつスピーカー作りは進化していくのかもしれません。





久々の晴天。
3密を避けての外出も良いかもしれませんね。

それでは、よい休日をお過ごしください!



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