4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

固定ギアMTB②

2014-02-09 21:24:00 | 自転車
前回に引き続き、ほぼ世の中で必要とされていない自転車の紹介はつづきます。

じゃじゃ~ん!

完成!!


ギアは32×13T≒2.46 ギアードだとセンター×トップから2枚目くらいでしょうか。そう考えると結構重め。固定ギアの慣性力がどの程度助けてくれるのか楽しみです。


ハブが偏心するためコグを変えるとブレーキシューの位置を調整する必要あり。
唯一手間といえば手間。でも↓これを見てしまうとそんなことどうでもよし


ホレボレしますねぇ~


ペダルはタイム・オールロード。近所のコンビニは平ペ側で。ちゃんと乗るときは安全のためにもビンディングで。


さぁ~いよいよライドです。
まず漕ぎ出しでバインをはめるのに一苦労… フリーの偉大さを早くも感じます。
ちょいのり程度のスピードでは予想通りギアはちょっと重め。車道をそれなりのスピードで走ればちょうど良さげです。

肝心の『固定感』ですが、普通に走っているときはそんなに感じません。
不意に脚を止めてしまった時の蹴り返しで「あぁ~固定に乗っていたんだ!」と…

当初サスペンションがついていることで、ダイレクト感が減少するのでは?と心配していましたが、それほどでもないようです。でもリジッドフォークの方が楽しいのは間違いないです。

エキセントリックハブの構造上、テンションを取る角度によってジオメトリが変化してしてしまいます。

当初はこの状態で載っていました。ハブの位置は通常よりも上にきています。ということは全体的に後ろ下がりの状態。シート角、ヘッド角はより寝た状態になります。
サドルがこれ以上前に出せない状態でもまだ後ろ乗り状態だったため、クルッとまわして逆側でテンションをかけます。

前の写真との違いわかりますでしょうか??
これで通常よりも角度が立った状態になりました。
ハブの位置が真上から真下に移動したわけですが、ブレーキシューの固定位置も最上部から最下部へとぴったり調整範囲内。ここまで計算し尽くしているのか??おそるべきホワイトインダストリーズ!!

サスフォークのサグ量やリジッドフォークの肩下長と組み合わせて考えれば、いろいろとジオメトリを変化させて遊ぶことができそうです。

『エキセントリックハブを利用した自転車のジオメトリ変化とライディングに与える影響』なんてオトナの自由研究ですね。

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