4+2+2+2 Wheels Life

車輪にまみれた自転車好きのブログ
でしたが…ただいまランニングに浮気中?

正丸TT

2011-05-22 21:46:00 | 自転車
結果から言うと、1位になってしまいました!
優勝候補の先輩方の不調&レース運びで勝ったので、はっきり言って実力ではないです。天の神様もそれを知ってかレース直後から大雨。表彰式中止orz


レースはスタート直後から(自分にとっては)ハイペース。ズリズリと後退していく。昨年そして昨日とここで無理せずマイペースを保ったことで後の追い上げがしんどくなった。経験を生かして(?)、ちょっと無理して先頭集団に向かってダンシング。

トンネル手前から旧道に入ったところで先頭集団は5人ほど。O見、T山、みやじ先輩、顧問、そして心臓バクバクでついていく状態のワタクシ。 一番後方から観察すると、O見、みやじ先輩が先頭を引き余裕もありそう。T山も高ケイデンスで回している。ちょっと苦しそう(自分も十分苦しいのだが…)な顧問がまず脱落。 

そこから中盤にかけて元気な二人の揺さぶりあいが続く。自分もついていくものの、T山とともに徐々に離されていく。苦しい!でもすぐ後ろからもT山の呼吸が聞こえ、ここで足を止めては抜かれるのみ。思い切ってギアをかけて徐々に小さくなる前を追っていく。しかしこれが良かったようで、揺さぶりについていくため乱れがちだったペダリングが安定し、呼吸も少し落ち着いた。GIANTの恐ろしく進むフレームのおかげもあって、徐々に前に追いついていく。このころ雨が路面をぬらし始め、程なく本降りに。

先頭では、みやじ先輩がペースアップ。O見を振り切る。O見は先頭で消耗したようで、一度も先頭を引いていない私は、卑怯ながらも彼をパス。 

トップみやじ先輩はコーナーひとつ以上離れており、見えたり見えなかったり。 しかし徐々に近づいていくのがわかる。後姿を見ると、踏んでいないような走り方をしている。追いついたとしてもいつでもアタックをかけられそうな雰囲気。でもだめもとで追いつくところまでは行こうと決めて、100%で追走。

ダミーゴール付近でなんとか追いつくことに成功。後ろを振り返ってO見が離れたことも確認。ひとまず背後に張り付いていったん呼吸を整える。ここでアタックされたら間違いなくついていけなかっただろう。しかしゆさぶりは無く、逆に呼吸が落ち着いたタイミングで前に出てみる。と、少し間が開いたのでここぞとばかりに全力で踏む。

なんとかコーナー1つ分の差をつけて、後は全力でゴールを目指すのみ。 タイムなんか見ている余裕はありませんでした。

タイムは18分6秒(?)記録はたいしたこと無いけれど、初めて総合優勝できました。

まったく先頭を引かずに最後だけもっていく戦法と、反則なくらいよく進むGIANTのフレームと練習をサボってくれた先輩のおかげです(笑)。

左:戦利品ジャージ  右:正丸用勝負ジャージ