陽太と海街

海のそばの街で3年間暮らした英国ゴールデンの陽太
海街での想い出の記録
そして家街に戻った日常の記録

夏の石垣島 5日目

2018-07-04 06:45:44 | 陽太のコト
昨日、7月3日の朝海。





海で濡れてしまう前のふんわり陽太。


一人と一頭での海遊びは忙しいんです。


写真を撮るタイミングとか、


自分の手がビショビショになってからのスマホの扱いにくさとか。





泳いで戻ってくる陽太を撮りたいから


なるべく遠くに棒を投げたいけど


思ったところへは飛んでいきません。


予想以上に飛んでしまった時には


慌てて陽太と繋がっているフローティングロープを延ばします。






レトリーブしてきた流木を大事そうにかじる白犬。





乾いているときはモッサモサだけど


濡れてしまうとホッソホソなんです。





ついこの間まで、海街から家街へ帰ると


家街とーさんに決まって言われたのは


「陽太、おまえ少し太ったか?」 の一言。


「洗ったばかりだから」 「毛の生えかわりだから」 と


その都度答えていたけど


内心 “・・・おやつ、あげすぎたかな” とドキドキでした。





そんなことを思い出しながら陽太を見ていたら


ガジガジからの





突然のブルブル。





ちょうどお口がめくれたところが撮れてました。






流木に飽きたところで拾って見せたのは





サンゴです。


初めて来たときは、


まさかこんなに何度も来られるとは思っていなくて


いくつか思い出に持ち帰ったんですよね。





サンゴを見上げる陽太くん。





たぶん似ても似つかないに決まっているけど


どうしてだか、この陽太があのコに見えた。


何年も前にお空に行ってしまった、石垣島の海を潜っていたあのコ。


石垣の海に強烈な憧れを抱かせたあのコ。


石ちゃんが大好きで、海で遊んでいる姿がかわいらしかった。


今、同じ海でサンゴで遊ぶ陽太を見られることが


幸せだなぁと朝イチのしみじみを感じた飼い主でした。





朝、海で遊んだらお昼過ぎまで





こんな感じで爆睡ちゃん。


海での時間も好きだけど


この時間も大好きです。


スヤスヤ寝ている陽太を、


ニヤニヤしながらエンドレスで眺めていられる。








夕方になって車で出かけたのは空港。


さくらんぼばーちゃんからのリクエストがあって


街へ出るよりも便利なので空港で用事を済ませます。


地方の習慣だとか食だとかを面白おかしく紹介するケンミンのテレビ、


あれで見たとか言って “からそば” を食べてみたいと。


八重山そばとか、ちょこちょこ他のものもみつくろって


さくらんぼ県に宅急便で送ってもらう手配をしました。


遅い時間だったので、おみやげを買う観光客はあまりいなくて


お店の人とあーだこーだと話をしながら品物を決めていきます。


陽太を車で待たせていることもあって


薦められたものを素直に受け入れるウチ。


そんな謙虚な(?)姿勢もあってか


帰り際にはたらし揚げを2パックおみやげにいただいてきちゃいました。








宿に戻ると今度は陽太のお散歩です。


湿度はあるけど陽射しがないのでグルリっと1周散歩。


宿に戻る最後の曲がり角のところへ来たときに


向こうからやって来る1台の車が見えました。


・・・あれはもしかして


そう思って立ち止まっていたら、やっぱりそう。


おじいちゃんのお家のお向かいさん。


初めてこの宿を利用した時に


海遊びの後に使うようにと陽太用の特大バスタオルをくれたおじさんでした。


あちらもウチらに気づいたようで


車から降りて陽太のところに来てくれました。


「元気そうだね~!」


そう言って陽太をなでなで。


おじさんのところに迎えられたゴールデンのルークは3歳になったこと、


陽太は11歳になったこと、


滞在の日程なんかをおしゃべりして別れました。


ここに来れば、知っている顔があるということが


ウチらをまたこの場所に引き寄せるんですよね。







この日もお外でお夕飯のおじいちゃん達。


通りすがりに挨拶だけして宿に戻ると


ほどなくして、ドアを叩く音。


ここへの訪問客はあの人しか思い浮かびません。


ゴーヤを持ったおばあちゃん。


「台風が来るっていうから急いでもいだんだよ~


一つ食べてみなさい~」って。


「お醤油はある?ご飯はあるの?」


とフタリぽっちのウチらのこと心配してくれます。






たぶんこの宿のリピーターは


おばあちゃんのファンだという人も多いかも。


トトロに出てくるおばあちゃんをもっともっと小柄にしたような


笑顔の優しいおばあちゃんは


オーナーさんと同じくらい


この宿には欠かせない存在かもしれません。







何にもしてないようでいて


こうやって書きつらねると、いろんなことがある1日。


穏やかな時間を過ごした5日目でした。





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