南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

「げんしけん」っておもしろいね

2007-06-13 22:55:26 | マンガ
 マンガ喫茶で、「げんしけん」を途中まで読みました。
 噂には聞いていたんですが、こういうテーマがマンガになってしまうというのはけっこうすごいことなのでは?
 まあ、ある大学のオタク学生たちの日常を描いてるだけなんですけど、めちゃくちゃおもしろい。
 何を今さらという方もいらっしゃるでしょうが、南野ははじめて読んだので、こういうマンガもあるんだなとしみじみ思ってしまいました。

 舞台はマンガ、アニメ、ゲームなどオタクの巣窟である現代視聴覚文化研究会(げんしけん)で、そこに主人公の笹原(普通のオタク)や、一見オタクに見えない天然美少年高坂、その彼女で彼氏をオタクの道から抜けださそうとする春日部などが入りこむことで物語は動き出します。
 
 個人的には春日部がもっとも重要なキャラ(ある意味主人公よりも)だと思います。だってこいつがいないと、部室でまったりすごすだけの話になってしまいそう。
 美人で、姉御肌で、そのくせ高坂にベタ惚れのこの女、物語の機動力になっています。(異物が入ることによって起きる化学反応という気もしますが)
 さらに帰国子女の腐女子、大野が加わり、さらに化学反応が。
(春日部にむりやりコスプレをさせる辺りの話はけっこうツボ)
 「ホモが嫌いな女子はいません」という、ネットで有名な台詞は知っていましたが、この人の発言だったんですね。

 で、南野がとりあえず読んだところでは、コミフェスに同人誌を発売するまで。
 南野、じつはこういうところに出入りしたことがありません。(あんな人が密集したところに並ぶなんて考えただけで気が遠くなります)
 でもこのマンガ読んでると、同人誌作るのもなかなか楽しそうだなって気もしてきます。
 なんかこういう青春も案外悪くないかも? って思わせるところがこのマンガのすごいところ。
 南野が学生のころは、けっこうオタクっぽい趣味は持っていましたが(マンガ描いたり)、その楽しみを共有する仲間がいませんでしたからね。

 まあ、後半が楽しみなマンガです。

げんしけん (1)

講談社

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