南の海のワナビ

小説家を目指す「南野海」の野望ははたして達成されるのか?

南野図書館、開館

2007-04-10 19:00:56 | 作家への道
 ジグザグのサイトが閉鎖して、「二挺拳銃お姫様」も中途半端なところで終わってしまいました。続きを読みたいという人はあまりいないと思うのですが、少数ながらそういうありがたい方のために、続きを掲載しようと、別サイトを作成しました。

 その名も、南野図書館。
 http://ameblo.jp/3na3no410

 最初、「南野書店」にしようかと思ったのですが、金取んのかよ? と思われそうなので、無料のイメージが強い「図書館」に。

 今現在、この図書館には蔵書が「二挺拳銃お姫様」一冊しかありませんが、この先増えるかどうかはわかりません。
 どれくらいの方が読んでくださるか。あるいは、南野の個人的状況に合わせて対応していきたいと思います。

 向こうでも、こちらでもいいので、感想を書いてくださるととても嬉しいです。


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現場監督ってなにやるの?

2007-04-10 01:05:35 | 南野監督の建築現場奮闘記
 ひさびさに、前職の現場監督の話を(ネタに困ったから)。
 建設現場の監督。この人たちっていったいどういう仕事をしてるんでしょう? 一般の人たちのイメージでは、現場でえらそうに作業員たちに指示している姿を思い浮かべるかもしれません。
「おらあ、そこなにもたもたやってるんだ? さっさと運べぇ!」
 図面を持ち、腕組みをしながらそんなことをどなりまくる人。それが現場監督。

 ぜんぜんちがいます。

 そんなことしてたら、職人さんにぶん殴られますよ、たぶん。

 そもそも職人さんは、監督のことえらいなんて思っちゃいませんから。
 金を払うやつがえらいという資本主義の原則が通用しません。
 それでも、相手が所長や主任クラスになると、権限もあるし、仕事もわかってますから、そうそう逆らったりしません。
 しかし若いやつ、とくに新入社員などの場合、もう完全になめてかかられますね。

 ちょっとはじめて現場に出たころのことを思い出してみましょう(遠い目)。

 現場で図面のことを聞かれます。まったくわかりません。
 事務所に走って先輩や所長に聞く(当時ケータイはありません)。
 ひとよんで、走るトランシーバー。

 大工さんに言われるがままにレベル(高さを測る機械)を見る。そして数字を読んだり、「ちょいあげ」とか「ちょいさげ」と叫ぶ。
 人間レベルマシン。

 生コン打ちの時、生乾きの内に、サッシアンカーを床に埋め込んでいく。
 田植え。

 他にもいろいろ言われます。
「墨が出てねえぞ。出せ」
「溶接アンカー埋まってねえじゃねえか。撃て」
「型枠がコンクリートの埋まって外せねえよ。はつれ」
「仮説材が足りねえぞ。足場、組めねえ」
 そう、新入社員は、作業員より下っ端。そんな世界です(それでも大手はそんなことないと思いますけど)。

 すこし仕事がわかってくると、施工図を書いたり、資材を発注したり、仕事の段取り(手配)をしたりするようになります。
 それでも、現場でなにか不都合があると、職人さんにこづき回されます。

 逆に言えば、現場で仕事がスムーズに回るように段取りできて一人前。そうなれば、職人さんも文句が付けれなくなり、ようするに舐められなくなります。

 ようは、先、先を読んで、起こるべく不都合をなくすのが仕事です。

 それと近隣の人の苦情引きうけ係ってこともありますね。

 そのころにようやくえらくなり、お施主さんや設計事務所の人と打ち合わせしたり、下請けの人を呼び出して契約の話をしたりできるようになるわけです。

 まあ、いろいろ大変なわけです。

 昔、友達になんかの時、言われたときがあります。
「人足にこれやっとけって、命令しとけばいいんだろ?」
 それはちがうと、声を大にして言いたい。


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