初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

草刈り真っ青

2017年07月30日 18時24分00秒 | コラム、ぼやき


草刈りを懸命に行なっていて判明したことです。
これは大量に脳内麻薬が出ているなと。

嫌な事を長期間連続すると、うつ病やノイローゼになります。
短期間だけ我慢して行うと、不思議な事が起こります。
何となく続けたいと、逆転現象が起きるのです。

これは脳内麻薬や、副腎からのホルモンや酵素の類だと。
嫌よ嫌よも良いのうち。
この言葉は、身体の不可思議さを現した言葉でもあるでしょう。
本当に嫌なのに、嫌を通り越すと苦にならない。
懸命に取り組むと、このまま頑張りたいと思えるのです。

これが脳内の麻薬だとしたら、合法的な薬物依存です。
法律ウンヌンより、生体的な化学現象ですね。
誰にも備わった、危機管理能力、危険回避行動です。

嫌だけれど逃げないと殺されてしまう。
これが野生の掟に関した、対処法です。
捉まって食料にされない為の機能でしょう。
それが原生動物哺乳類から人へつながる機能の継承です。

こんな脳内物質を出す場面には、限定的な設定があります。
必ず成果が直後、最中に確認できる事ですね。

草刈りなら、刈取った成果が足元にあります。
必ず確認できる成果です。
即時に理解できるし、実感しつつ行動できます。
嫌だけれど、成果が実証できます。

これが仕事の成果主義や、勉強の成果だと遠い時間の先です。
数カ月とか数年先とかに結果が出ます。
だから成果を確認しても満足できません。
もしくは満足し難いでしょう。
耐えて耐えてが得意な人や、成果を客観的に推測できる人。
特殊耐性技能を持ち合わせないと、満足できない。
脳内麻薬は長期間は出ません。
出続けても慣れてしまって麻薬にならないでしょう。

成果主義なら、その場で元気や褒美を出す。
勉強ならその場でテストして成果を明らかにする。
自分も他人も褒める材料と、実績が明らかになるのか?

このように目に見える実績が、人を良い気分に導いてくれる。
それで辛い作業や仕事が、チョットだけ楽しくなるのです。
成果や褒美は短時間で用意して見せる。
これが脳内麻薬の出す条件のようです。
これをカタカナ語でモチベーションと呼ぶのでしょう。
 
辛い仕事をしながら、理解できたことです。
常に自分に感心を向けると、何か拾えるようですね。